うつ病のお子様をおもちのご両親へ

うつ病で苦しんでいるお子様が

「何に悩み、何が一番つらく、何をしたらラクになるのか」

を考えないで下さい。

 

一番大切なことは、具体的な解決策が見えないうちはご両親が慌てることなく

「寄り添うこと」です。

決して、お父さんが悪かったお母さんが悪かったと言わないで下さい。

 

まず、お子様の隣に座って下さい。

何も語らなくて良いですので、温かい気持ちを持って微笑んで隣に座って下さいますか?

座る行為が難しい場合は、温かい気持ちを身体じゅうから発して、

温かい雰囲気の家庭にしてみて下さい。

難しいことではありません。

 

お子様に「どうしてほしいのか?」と聞きたくなるかと思いますが、

お子様の心・本音が自然にひらかれるまで、ご両親が出来ることはひとつだと思います。

思いやりを持って優しく側に居ることです。

 

お子様がつらくてつらくてやりきれなくて、何か物を投げてきたり食事を摂ってくれなかったり、

部屋にこもりっぱなしになったりいろいろあるかと思います。

しかしお子様が一番安心するのは

「自分の居場所があって、ここは安全で温かいんだ。」

と感じられること、それだと思います。

 

どうしても何かを伝えたいんだ!と強く思った時、

我が子に対する想いを手紙にしたためる事もやめて下さい。

想いが「重い」になりかねないからです。

 

過去にさかのぼって「あの日あの時は楽しかったね」や、

未来をえがいて「将来はこうしたいね」と言う言葉が逆効果になることもありますので、

うつ病の初期段階では控えて下さい。

お子様は「今」を懸命にもがきながらも自分と向き合って生きているのです。

とても素敵な行為です。

 

それぞれの生活環境があり、それぞれの思い出があるかと思いますが、

まずご両親には「お父さんお母さんは、あなたの気持ちを100%理解してあげることは難しい。

僕たちもまだまだ未熟な生き物だから。

ただ、僕たちはあなたの事を良く見てきた。

あなたからしたら頼りない親かもしれない、けれど僕たちはあなたが好きだ。

あなたに寄り添うことは他の誰にも負けない自信がある。

なにをどう出来るかなんてわからないけれど、あなたが大好きで必要だから大丈夫だよ!

僕たちは側に居る。」

と、お子様の存在を大切に想っている気持ちを素直に、

ネガティブな言葉は使わずに伝えてみて下さい。

そして寄り添って下さい。

 

どうしたら良いかわからないからと、はれものに触るような言動は控えて下さい。

優しく微笑み、寄り添う。産まれたばかりの赤ちゃんがすやすや眠っているところを、微笑ましく見るように。

常に思いやりをもって、お子様のことを見守って考えてあげて下さい。

長い長いうつ病を経験した私からのお願いです。



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