パーソナリティ障害とは

パーソナリティ障害とは、性格の著しい偏りのために、

自分自身だけでなく、周囲も苦しむ状態で、

生活に重大な支障が生じるほど程度が強いものを指します。

 

つまり、その人の持っている性格が常識から外れてしまって、

毎度同じパターンでトラブルになるなど、社会生活に問題がある状態のことです。

 

以前は、人格障害と呼ばれていましたが、その名称では生々しすぎることから、

最近はパーソナリティ障害と言い換えられています。

 

青年期や成人期早期に始まることが多く、長い間、その性格傾向が続くことで、

本人や周囲の人が強い苦痛を感じます。

そのため、社会生活の中で人間関係の問題を起こすことが多く、

それがストレスとなり、うつ状態となることがよくあります。

 

新型うつ病の患者の半数以上が、何らかのパーソナリティ障害があると、

認められていると言われています。

 

パーソナリティ障害と「個人的な人」との間に明確な線引きがあるわけではありませんが、

うつ病を併発するパーソナリティ障害を持つ人の基本症状は、

幼い心の状態」に陥っているということです。

 

パーソナリティ障害の人は、発達心理学的には、乳幼児から児童期前半の頃に

特徴的に見られる常態に固着したり、退行を起こしています。

 

そのため、例えば母親を自分の一部のようにみなして、思い通りになるのが当たり前と考えたり、

自分のことを特別だと考えていて、自分の利益のためなら、他人を利用し犠牲にすることにも、

まったく心が痛まないという人もいます。

 

こういったことも、新型うつ病の特徴と類似しています。

 

身勝手な行動を取る人皆がパーソナリティ障害だとはいえませんが、

「あの人は空気が読めないから・・・」といった対応をしていても問題を悪化させるだけです。

 

こうしたタイプの人と上手に接するには、その人の偉大さを映し出す鏡となることです。

鏡は自分の意思を見せたり、多くを語りませんが、その人を魅力的に映し出します。

 

それによって、このタイプの人は自分に自身と確信を持ち、能力を発揮していくことができます。

鏡となって、自信を与えてくれた存在を、その人は大切に扱うようになるでしょう。



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