同居の家族が「うつ病」の場合の接し方は「開き直り」が大事です。
「うつ病」とは「心の風邪」なので誰でも発病することも有りえるし、
「うつ病」にかかる方の特徴としては「真面目な方」がかかり易いのですが、
世間からは「精神病」「ノイローゼ」と同様に少々、他人からは距離をとられやすいイメージがあります。
当人も「私はうつ病なのだ」と友人知人にも話しづらい病なのです。
当然、家族も世間には公表しにくいものです。
当人を守るためにも世間にはあまり言わない方がよいでしょう。
そして家族も「うつ病」を知りましょう。
例えば「1日中寝ている」「昼間寝て夜起きている、そして夜になり出かける」はありがちなケースなのです。
投薬の効果もあるのでしょうが「とにかく眠くなります」
そして社会からの隔離にも不安になるので人目を避ける意味もあり夜中の外出も増えてきます。
(夜になると調子が良くなる場合も多いのですが)
その一連の行動パターンをメモしておくと当人の心の動きも理解しやすいです。
当人が調子悪そうな時には何を言ってもマイナスに捉えがちで、
例え正論であっても逆効果になりがちなので聞流しを装うことがお勧めです。
そして当人が調子良さそうな時には「無理をするな」等の言葉にはじまり
伝えたいことをソフトに伝えるようにしてください。
しかし、わがままにさせることとは違います。
通院をしている場合、同席をするか、本人抜きで担当医に相談をすることが大事です。
当人が同居の場合、見ていないふりをしながら、行動や寝ている姿を要チェックです。
なぜならば「自殺」をするケースは多大にあるのです。
このように家族が「うつ病」になってしまうと周囲の方のストレスは、
過多になるので「うつ病がうつる・伝染をする」となり「介護うつ」になってしまう流れのようです。
以上を踏まえて周囲の方は「開き直り」そして「いい加減」を心掛けると良いみたいです。
「うつ病」の友人を持つ方へのアドバイスとして当人に語り掛けてあげてください。
当人の視野は極端に狭くなっているはずです。
そしてわがままに思える態度も有り得ます。
例えば当人の発案で「来週飲み会をしたい」等の先の約束をしたとしても
「当日キャンセル」は充分有り得ます。
案外、先の約束をした時点で満足してしまうことが多いのです。
また、当人からはマイナスな話し、悪い事探しの話しが多いと思われます。
同調をしながら「悪い事探し」から「良い事探し」をアドバイスをすると当人は、
その場では理解できなくても数日後に理解してもらえることがあります。
最後に。
めんどくさいことの方が多いです。
しかし「うつ病」は性根が真面目な方がかかりやすいのです。
発病するまで当人に抱え込ました周囲の環境をあることを忘れないでください。
当人は責任感が強いと思われがちですが、当人は他人を頼ることが苦手なこともあります。
完治するまでには5年10年かかることは多いですが少しづつ環境をかえることも大切です。