鬱病になった相手の話を聞き、環境を変えていく。

前の職場の女性ですが、年は親子ほど離れていました。

女性を、Kさんとします。

 

私が会社に入った際、Kさんは人見知りな私に積極的に話しかけて下さりました。

話が豊富で明るく面白いのですぐに、仲良くなりました。

 

最初のKさんは本当に明るい感じでした。

ただ徐々に分かったのが、私も軽い鬱病は持っていたのですが、Kさんも鬱病でした。

 

なぜ、分かったのかと言うと、

会社の昼休みに突然話しかけても、口を聞いてくれなくなったり、

挨拶を無視されたり、泣き出したりとにかく感情の起伏がとても激しいんです。

 

最初、私は自分が何かしてしまったのでKさんが怒っているのではと悩み、

Kさんに話すと仕事の人間関係で苛々していると言われました。

Kさんは、幼い頃から家庭環境もよくなく、仕事もずっと人間関係で悩んでおり

多分、心に不満や満たされないものでいっぱいだったのだと思います。

 

Kさんの旦那さんも、同じ職場だったのですが、とても優しい方で、

Kさんは実親に頼れないから旦那と子供が、支えだと話していました。

しかし、Kさんは精神科に通ってもよくならず、仕事をよく休むようになり、

休んだ日は頻繁に私の携帯に電話がかかってきました。

 

内容は、休んだ日、職場でどんなことがあったかなど、

自分の悪口を誰か話していないかなど確認作業でした。

 

最初は、人間関係の悩みや愚痴をよく聞いていたのですが

次第に私の業務内容や、勤務時間中にも、八つ当たりが始まり、

書類など投げられたことがありました。

 

私自身もだんだんKさんのことを考えると、参ってしまうことがあり、

電話に出るのも、職場でKさんの姿を見ることが辛くなってしまいました。

 

鬱病の人は、真剣に話を聞いてあげるのが大事だとは知っていましたが、

仕事が絡んでいる以上いくら話を聞いても、

また次の日に嫌なことがあるとヒステリーを起こしたり、同じことの繰り返しでした。

 

ある時、我慢できなくなったので、上司に相談しました。

悪口にならないように、Kさんと仲良く仕事をしたいが鬱病も持っているため

浮き沈みがあり自分がどう接したらいいか分からないと話を聞いて貰いました。

 

上司は鬱病の人への接し方は難しいし、

人によっては、そっとしておいて欲しい人もいるし、寄り添って欲しいと考える人もいるし、

人によって違うと答えました。

 

私は、結果、職場はKさんと次第に話さなくなったのですが、

一か月前に違う事情で職場は退職しました。

Kさんが最後に電話に出て欲しいと私に話したのを覚えています。

思い出すと涙が出ます。

多分、話を毎日気が済むまで聞いて欲しかったのだと思います。

 

ただ、話を真剣に聞くことも大事ですが、

職場を辞めてから分かったのがKさんは環境を変えなければ鬱病は治らないと思いました。

職場自体がKさんの鬱病を周知し、その事実を受け入れなければずっとKさんは苦しむような気がしました。

 

私は、鬱病は話を真剣に聞いて貰うこと、

ストレスの原因となる環境は少しずつ変えていくことが大事だと思います。



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