うつ病から仕事復帰した同僚

うつ病になって休職した人が、私の働いていた部署に、転勤する形で復職されました。

過食症や拒食症に苦しむ親友がいたことから、

うつ病などの精神疾患に対する理解は少なからずできる自信がありましたが、

人によって全く異なる病気であると、改めて気付かされました。

 

同僚となった彼女の場合は、非常に真面目であるということ。

一つの業務、一つの行動をとっても、真剣に考え行動することができました。

業務の依頼は具体的に、どう役に立つのか、その仕事のポジションと全体像を必ず説明するように心がけました。

「ありがとう」という言葉を積極的にかけることで、次第に自信を取り戻したのか、笑顔も見られるようになりました。

細かいことも、一つ一つ確認するような点もありましたが、

その都度、真面目に仕事に取り組んでくれている点を褒めるようにしました。

私の上司が、「彼女のケアも仕事の一環と思って頑張って」と言うような温かい職場でした。

そして、3年ほど経ち、今では彼女は見事に回復して、一人前の社員として、活躍されています。

 

一方で、攻撃的なうつ病の方に出会ったこともあります。

前者の方は、自分に自信がなくて、不安で、周りに感謝してという風でしたが、

後者の方は、自分が善で、周りが悪で、全てを他人のせいにするような方でした。

優しく接してくれる先輩について、上司にいじめられていると相談したり、

最後は、交番にパワハラ、セクハラ、イジメと言って何度も駆け込んだようです。

ただ、交番では、対応できず、身元引受人がいない為に、職場の人が引受け、面倒を見ていました。

それでも、彼女は、職場で壮絶なイジメを受けたと話し、各相談施設に連絡をしていました。

結局、お金を支払い退職してもらったようです。

 

この2人のうつ病の違い、あるいは、異なる精神疾患だったのかもしれません。

一言で、うつ病と言っても、様々なパターンや性質があるということを身にしみて感じました。

自分に非を求める前者の場合は、周囲のサポートも受けやすく、

職場復帰などを通して、回復の可能性は大いにあると思います。

他人に非を求める後者の場合は、周囲からますます孤立し、

社会的居場所を失い、さらに良くない方向に進むように思いました。

国内における精神疾患のサポート体制は、十分とは言えず、

患者が増加傾向にあることなどからも、今後、対策が必須となるでしょう。

理解して側にいることが大切だと思います。

 

ただ、職場やプライベートで抱えきれない程度の多様な疾患・パーソナリティに対応した

サポート体制の構築が重要となると思います。



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