彼氏や彼女、夫や妻。
パートナーがうつ病になると、普通の人であれば、
「何か自分にできないか」と考えるでしょう。
でも、そこで重要なことは、焦って何かをしようとするのではなく、
相手の全てを無条件に受け入れてあげることです。
つまり、「今のあなたでいいんだよ」と認めてあげるということです。
そして相手の話をじっくり聞いて、それを絶対に否定しないことが大切になります。
うつ病になると、集中力がなくなり、「ひたすら布団の中で眠っていたい。」という気持ちになり、
映画を観たり本を読んだり、座っているのさえ苦痛になっていきます。
また、今日は何とか元気でも、明日になってみて絶不調ということもあるので、
明日の予定は入れることができません。
入れたらそれがまたプレッシャーとなるからです。
ですから、特に彼氏彼女の関係だと、デートの予定も入れられず、辛い思いをするかもしれません。
パートナーの対応
うつ病になると、以下のような症状が見られるようになります。
・朝、とにかく体がだるくて起きられない。
・大好きだったことにも感心が向けられなくなる。
・食欲が無くなる。好物にも興味を示さなくなる。
・胃痛、便秘、下痢などが多くなる。
さらに肩こり、頭痛、背中の痛みなど、様々な症状が現れることもありますが、
基本的には慢性的な倦怠感があります。
パートナーにこういった症状が見られたら、まず「辛いかどうか」を聞いてみましょう。
おっくうな気持ちや倦怠感があっても、「頑張るぞ」と前向きに思えているか、
それとも、倦怠感を必要以上に感じて、何もしたくないほど辛いのか、見極めが肝心です。
この辛さが数週間も続いているようなら、うつ病であるといえるでしょう。
うつ病の人の話はまとまりがないので、正直、聞きにくいです。
ついイライラして最後まで聞かないうちに、
あれこれアドバイスしたくなることもあるでしょうが、それはいけません。
まず、自分にもゆとりのある時に、落ち着ける場所で時間を取って、話を聞くようにしましょう。
そして、最後まで話を聞き、時には共感することも大切になります。
徹底的に聞き役に回ることがうつ病への第一の接し方です。
時にはネガティブなことを口にすることもあるでしょうが、
相手は今、怠けているのではなく、「病気のために」、
そのような暗くて後ろ向きな言葉を繰り返し口にしてしまっているだけ
ということは頭に入れておいてください。
また、パートナーがうつになると、支える側は、自分の悩みや辛さは「ささいなこと」だと思い、
伝えてはいけないと思ってしまいますが、問題は2人で解決していかなければならないことです。
「今後どうするか」、という会話は必要なことです。
杏奈のパートナー
同棲し始めた彼女が情緒不安定で暴言が多く自分も気が沈んでしまいうつ病チェックを幾つか試すと、重度うつ病という結果でした。かなり暴力的で中傷的で、存在否定や自分の障害をかなり馬鹿にされます。自分は前向きでしたが一方的に暴力的な言葉を投げつけられ「いつぞやの容疑者の様に性器を切り落としてやる」や「飼ってるペット全て山に捨ててこい」などと言われます、人権や命の尊さなどは何も通用しません。またプライドが高く神野家の長女という高い位の血を継いでおり、杏奈杏奈と皆から大切に育てられてきています。どうにか変えてあげられないでしょうか、接し方として自分はどの様に接するべきなのでしょうか。