鬱病、誰でもかかる病気です。
私自信も今現在通院中ですし、友人ももっとひどくてお医者さんに入院進められているほど鬱が進行しています。
まず友人が先に発祥して、がんばれとは一言も励まさず、
今、自分で一番良い方法だと思うことを悔いなくやってみな。と助言しました。
ダメなら他の策もあるはずだから一緒に考えよう。と支え続けていました。
その友人も精神科に通いつつ、ピーク時よりは良くなってきた矢先、
今度は私自信が鬱病と不安障害を併発して話を聞いてもらっていました。
本来であれば健康な人が寄り添って話を聞いてくれれば良いのですが、
まだまだ偏見の目で見られるので、結局、鬱病患者が鬱病患者を支える。
まるで老々介護のようになっています。
なぜ人は目に見える骨折や、風邪などとても心配して心の病は「怠け者」なんて言うのでしょう。
熱がない、骨折していないから、あなたの気持ち次第でしょ。だから仕事これるでしょ。
これで怠け者確定です。
仕事は生活のため失いたくないので、怠け者扱いされないために、
死ぬ気で頑張る→もっと鬱になるの負のローテーションになってしまいます。
最初は軽い鬱病でも、そんなことを繰り返していくたびに症状はどんどん悪化して行きます。
今の私はなんとか仕事に行っていますが、不安感が強く出るので外出も極力避けています。
みんなが私のこと、笑っているような気がしてしまうのです。
どうしても会社にいけないときは、やはり正直には言えず「熱が39度あるので休ませてください」としか言えません。
ここで嘘をついた罪悪感にかられまた苦しい気持ちになってしまいます。
もっと会社が精神障害について勉強会でも開き、理解を深めて欲しいものです。
主人の会社にも鬱病になった後輩がいたらしく、
みんなで励まし会という名の飲み会を開き「みんなが通ってきた道だ、だから頑張れ!」と励ましたそうです。
それを聞いた私は「鬱病患者になにいってるの!?頑張れなんて禁句だよ。
本人は死ぬ気で頑張ってるんだが、これ以上頑張れって死ねってことだから」と忠告しました。
私の忠告は遅かったらしく、やはり主人の後輩は実家に療養で帰り、今だ復帰できていません。
健康な人たちは励まして元気だして欲しいのでしょうが、それは私も痛いほどわかっています。
けれど鬱病患者には励ましは禁物です。
そのようなこともあまり世間には知られていない現状が鬱病患者の肩身狭くしているのではないでしょうか。