うつ病はもう他人事じゃないと感じました。
というのも、身近でうつ病で苦しんでいる方がいるからです。
今回の記事は、より多くの方にうつ病のことを知っていただきたく機会だと思っています。
是非、うつ病への接し方を知ってほしいです。
なかなか、社会の中ではうつ病への理解がありません。
未だに偏見を持っている方もいます。
怠けているだけだとか、努力が足りないといった心ない意見もあります。
うつ病は目に見えない病気だから、本当に苦しんでいても気づかないこともあります。
うつ病だと知って、手を差し伸べようと思って手遅れになってしまうこともあるかもしれません。
そうならないために、早めに手を差し伸べましょう。
では、具体的にどう接すればいいのかというと、まずは理解することです。
仮病だと決めつけずに、よく相談に乗ってあげてください。
もちろん、本当に仮病かもしれません。
その判断は素人では難しいでしょう。
だったら、信じたほうがいいと思います。
信じることによって、ひとつの命を救えるかもしれません。
うつ病で苦しんでいる方は、なかなか人を信用できません。
ただ、こっちが信用して心を開けば、相手もきっと心を開いてくれるはずです。
人間は、話すだけで安らかな気分になります。
話を聞いてあげるだけでも、手を差し伸べたことになります。
さらに、うつ病になってしまった原因を考える必要があります。
例えば、職場の人間関係で悩んでうつ病を発症してしまったとしたら、
まず職場の環境を改善する必要があります。
時には医者の力もいるでしょう。
しかし、社会復帰するためにも身近の方のサポートは必要不可欠です。
うつ病による自殺率は高いです。
本人の努力ではどうにもなりません。
信頼できる方がいるだけで、自殺率は減ると思います。
手を差し伸べることは難しいことではありません。
ただ注意したいのは、過度な応援です。
手を差し伸べることは素晴らしいことですが、それが相手のプレッシャーになってはいけません。
本人のペースに合わせる必要があります。
頑張れという言葉もあまりよくありません。
うつ病で苦しんでいる方は、頑張っているのです。
端から見たら頑張っていないように見えるかも知れませんが、
本人なりに精一杯頑張っていることを理解する必要があります。
もしそれを否定されたら、余計に気分が落ち込みうつ病が悪化してしまうかもしれません。
善意の押し付けには気をつけたほうがいいでしょう。
もしかしたら自分が明日、うつ病を発症するかもしれません。
誰しもがそうです。
うつ病で苦しんでいる方が、うつ病を克服できるように、率先して手を差し伸べましょう。
思いやりの溢れる社会でありたいですね。