私はうつ病になって8年ほどになります。
約8年前、まだ私は大学生でした。
大学3年の秋、周りは就職活動を始めていました。
私も就職活動をするべきかどうか悩み、自分のやりたいことは何かを自問自答していました。
そして、本当にやりたいことをやるべきだと思い、専門学校への進学をすることに決めました。
しかし、心のどこかで「本当にこれでいいのだろうか」という思いがあり、
それが知らず知らずのうちにストレスとなっていました。
症状としては、「死にたい」という思いがあることでした。
「死にたい」思いは、日に日に強くなっていきました。
最初は、2~3日に一度だったのですが、毎日思うようになり、一日に何度も思うようになっていきました。
そして、2か月ほどそうした日が続いたある日、
全身の力が入らなくなり、立つことはもちろん、座ることも辛い状態となり、
横になってしばらくぼーっとしてしまいました。
どれくらい時間がたったかはわかりませんが、少し気分が落ち着いてきたとき、
「みんな色々な思いがあり、辛いことも思っている。自分も乗り越えなければな」
という考えになり、気分は吹っ切れたという感じでした。
その後、2~3か月は普通に過ごしていました。
そして、専門学校へ行くためにお金を貯めよう、アルバイトをしようと思って、新たにアルバイトを始めました。
それがまたストレスの元凶となってしまうのでした。
新たなアルバイトで、緊張もあり、仕事を覚えなければ、そして、環境に慣れなければという気持ちとなりました。
こうした思いがストレスとなっていました。
さらに、そのアルバイト先での人間関係も悩みの種でした。
今になって思えば、そういうこともあるだろうと思いますが、
当時はまだ社会的な経験も少なく、我慢できるものではありませんでした。
アルバイトを始めて3週間ほどで限界を迎え、家で一人で大泣きをしました。
大学と実家が遠かったため、一人暮らしをしていたので、実家に泣きながら電話をしました。
私の電話での様子などが普通ではないと察した両親は、その日のうちに車で来てくれました。
そして翌日には実家に帰ることになったのです。
私の場合は、うつ病になったきっかけはストレスです。
ここで述べたこと以外にも、一人暮らしのストレス、勉強のストレスなど色々なストレスがありました。
一つひとつが小さくてもそれがちりも積もれば山となってしまったということです。
ストレスは気づきにくいものなので、いつも注意をしてあまりストレスを溜めないようにした方が良いです。