病気をきっかけになりそうになった鬱

昨年、ひどい頭痛がするのでこれは脳の病気かもしれないと、救急車を呼びました。

病院に運ばれ、すぐに脳の検査しました。

特に顕著な検査結果も出ることなく、頭痛も治まってきた半日で家に帰れると思っていたら、

ベッドから起き上がると頭痛が再発。

急遽入院することになりました。

 

最初の3,4日はCTを撮ってもMRIで検査しても悪いところが出てこない、

結果としてはまだあまり知られていない病気だったと判明しましたが、

それから病院を2つ転院し、合併症も併発してしまったので頭に穴を開けてもらい、

脳の周りに溜まった血を取り除く手術も経験しました。

 

幸いとてもいい先生に診てもらうことができ、

今は完治しましたが、原因は以依然不明のままです。

 

先生にはこの病気にかかってしまった人の大半が体だけでなく、

心に大きな負担を負うことが多いということを教えていただきました。

 

今思えば、治療法がないと言われていた入院当初、

一生寝たきりかもしれないという不安、

鎮痛剤が全く聞かない吐き気を伴うひどい頭痛に悩まされる時、

毎日泣いてばかりいました。

 

入院している間は、疾病に関する薬のほかに、精神安定剤も処方して頂いていました。

いままで大きな病気とは無縁だったということも、心に大きな負荷がかかった要因だと思います。

 

病気のことを思う度、涙が溢れ出てきて、しばらく止めることができませんでした。

でもそんな時は、病気に関する本を読んだり、先生に話を聞いてもらったり、

家族とゆっくり過ごす時間をじっくり持つように心がけました。

時には早く良くならないといけないと焦ったこともありましたが、

しっかり病気を治療することと、時間が過ぎるのを待つということが

何よりの今の心の平安に繋がったと思います。

 

痛みや不安は自分以外の人とはなかなか共有することはできないし、

理解してもらうこともとても難しいことだなということもわかりました。

ただ、そこで無理をして押しつけたり、理解してもらおうと必死で誰かと分かち合おうとするよりは、

理解してくれようとしてくれる人に甘えるという方法もいいものだなと、

自然と身についたと思います。

 

病気をして1年が経過しましたが、今はふとした瞬間、

たとえば、病気のことを考えたり、家族のことを想ったり、

自分の将来を不安に感じたりしても涙で押しつぶされるのではなく、

冷静に考え、行動することができるようになりました。

 

私の場合は病気というはっきりとした原因で鬱病になるかもしれないと教えて頂くことができたので、

しっかりと今立ち上がることができたと思います。

その間支えてくれた家族と友人、お医者様、看護師さん、全ての方々に感謝することができた時、

鬱病にならなくて済んだと心から思えるようになりました。

後はじっくりと時が過ぎるのを待つということがとても大切だと思います。



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