うつ病の方へ接するときは、発病してからどれから立つかにも関わってきます。
発症したての頃は、とにかくうつ病の方は、何もできなくなってしまうことがあります。
その時は、怒ったりせずに、そのままゆっくりと見守ってあげると良いといいと思います。
本当にしんどくて何もできなくなっているのです。
なまけているとか、何してるんだと考えるのではなく、
ゆっくりと休みが必要なんだと思い、そっと見守ってあげましょう。
特に、外にでてみたらとか一緒にどこかに行こうといっても、
本人はなんにもしたくないのです。
自分から何かしたいと言い出すまではそっとしておくのが一番です。
ただ、必ず病院にだけは行くようにしたほうがいいと思います。
病院に行って話を聞いてもらうだけで、心が少しホッとするのかもしれません。
一人で行けない時もあるので、その時は一緒について行ってあげるといいと思います。
一人で出かけることに抵抗があり、外にも出られなくなっている可能性もあります。
一緒に付き添ってあげることで安心するようです。
また、睡眠障害が伴っていると思うので、朝、なかなか起きれないとか、
いつまでもふとんの中にいることがあるかもしれません。
無理やり起こしたりするのはよくありません。
夜眠れなかった分、睡眠を昼間に採る場合もあります。
生活のリズムがくずれると思うかもしれませんが、
病気のせいで仕方がないのでそっとしてあげるといいと思います。
良くなってくると、少しづつ、外に出たりすることができるようになってくると思います。
その時は、その方がしたいと思うことを自由にさせてあげるといいと思います。
散歩に行きたいようならば、散歩に一緒にいってあげるのもいいかもしれません。
そして、注意したほうがいいのが、治りかけの時にどうしても、人生をやめたくなってしまうことがあります。
そんなことをしたら慌てずに、自分は悲しいということを伝えましょう。
何度か繰り返すこともあるかもしれませんが、本当に苦しいのです。
本当はしにたいんじゃなくて生きているのが辛いのです。
だから、しを選ぼうとしてしまうのです。
本当はしにたくはないのだという思いを持っているということを忘れないで上げてください。
そして、自分が、あなたのことを必要としているんだよということを伝え続けて上げてください。
そうすることで、自分はこの世界に必要とされている人間なんだと安心すると思います。