なまけもの、甘えに間違えられるうつ病の人たちは頑張っています。
毎日生きること、日常生活することでいっぱいいっぱいでずっと頑張っています。
私が考える一番の言ってはいけない言葉は「頑張れ」だと思います。
私はうつ病です。
数年前は母もうつ病でした。
母がうつ病になったときはどう接していいのか全く分かりませんでした。
不安になって涙が止まらない母の背中をさすり、
「大丈夫だよ。大丈夫。」と声をかけることしかできませんでしたが、
母は助けられたといってくれています。
うつ病の症状で言葉が詰まってしまったり、言葉や文章を理解するのが難しくなることがあります。
話を聞いてあげることももちろん大切だと思いますが、
それよりもそばにいてあげて安心させてあげるのが最適だと私は思います。
仕事をしていてうつ病になった人なら、これからのことや仕事の話をするのはやめたほうがいいです。
働かなくてはならないことは十分わかっていてみんな焦りを感じながら
本当に治るのかという不安をかかえています。
できるだけ仕事のこと将来の話は控えておいたほうがいいです。
私の場合ですが、ものすごく寂しくなることがあります。
仕事もしておらず社会からとりのこされたようなそんな感覚に陥ることがよくあります。
そんなときに友達から気晴らしにドライブに誘われたり、遊びにさそわれたりするとものすごく救われます。
一人じゃないんだなと思います。
また、病気だからと言って気を使いすぎてしまうのはよくないです。
いつも通り接してみるといいと思います。
私は仕事をしていないのが申し訳なくて焦って仕事をして病気が悪化して
の繰り返しをしてしまっていたので休ませることが大切です。
焦らなくていい、病気治そうと優しく声をかけてもらえると助かるものです。
うつ病はなんでもマイナスな方向にしか考えられない病気です。
ときには話を優しくうなずきながら聞いてあげることも大切です。
私もそうですがどんなに声をかけられても励まされてもマイナスにしか考えられないときはあります。
そんなときはそういう病気だから仕方ないので病気だということをお互い受け入れていきましょう。
以前、知人がうつ病になったとき
太陽の光を浴びながら働く農業に転職してから治った
と聞いたことがあります。
太陽の光を浴びることはとても大切なことです。
どうしてもひきこもりがちになる病気なので散歩などに誘って外に連れ出してあげるといいかもしれません。
梅雨の時期になるとどうしても調子が悪くなるうつ病の方は多いみたいです。
天気のいい日はできるだけ外に連れ出してあげてほしいです。
なかなか難しい病気ですが、そばに寄り添ってあげることがなによりも大切だと思います。