うつ病の人を何とかしてあげたいあなたへ

うつ病の人になんて声をかければいいんだろう・・・。

うつ病の人に下手なこと言うと傷つけてしまうんじゃないかな・・・。

むしろ何もしないほうがいいんじゃ・・・。

 

うつ病の人が近くにいて助けてあげたいのに何もできないでいるあなた。

うつ病の人はその気持ちだけでも十分にありがたく思っています。

 

私自身、2年前までうつ病に苦しんでいました。

部屋にこもって外に出られるのは1週間に1度あるかどうか。

食事も十分にとることができず15キロ近く体重が減りました。

 

夜になれば睡眠導入剤を飲まなければ眠ることもできない日々。

それがいまでは薬も全く飲んでいませんし、毎日のように外に出られるようになりました。

 

そんな生活ができるようになったのはほかでもない、

家族や恋人、病院の先生など周りの方の協力があったからこそ。

私がうつ病の時に協力してもらってうれしかったこと、ありがたかったことをこれから紹介していきます。

 

 


1.できる限りの家事を手伝う

これは家族にしてもらったことです。

うつ病になった当初、私はまだ学生でした。

親元を離れて一人暮らしをしていた私ですが、

うつ病になってしまったと家族に告げたところ、両親がすぐに駆けつけてくれました。

食事をとるのも億劫になっていたところだったので大変ありがたかったのを覚えています。

 

また、家族や親しい人がそばにいてくれるだけで安心するものです。

重度のうつ病の患者さんはよく「死にたい」と思ってしまうことがあります。

これは病気のせいですので本人がそう思っているわけではありません。

同じ家に暮らす、または同じ部屋にいる。

それだけのことでも、こういったよからぬことを考えて行動に移してしまう前に

それを防ぐことができるのです。

 

 

2.つかず離れず見守る

私は友人にとても恵まれたと思います。

私がうつ病だと知っても態度を変えることはありませんでしたし、

かといってしつこく病状を聞いてくるわけでもありませんでした。

学校の合間にLINEやメールで連絡をしてくれたり、

学校に用事があれば代わってくれたりと本当によくしてくれました。

 

無理矢理外に連れ出すようなことはやめてください。

外に出なければ体に悪いことは病気の本人が一番よく分かっているのです。

「何かあれば言ってね。協力するから」とそれだけでいいのです。

 

 

3.気長に待つ

これが一番重要なことだと思います。

うつの波が上がり調子の時は普通の人と変わらない生活ができます。

しかし下がり調子の時は元気がないどころか癇癪を起こしてしまうことだってあります。

自分で自分の感情をコントロールできないのです。

 

そこで協力者であるはずの皆さんが見放したとします。

うつ病の人は絶望すら感じて最悪自らの命を絶ってしまうことだってあるのです。

なかなか良くならないからといって、努力が足りない、しっかりしなさいなどと

その人に強く当たってしまうのは逆効果です。

 

しかし一つ勘違いしていただきたくないのですが、「うつ病の人を怒るな」というわけではありません。

例えば「私なんていないほうがいい」とうつ病の人が言ったとします。

それをあなたは「そうだね」と同意で返すでしょうか。

「それは間違っている。あなたは私にとって大事な人だ」とはっきりと伝えてあげてください。

あなたがいなくなることでどんなに悲しいことが起こるかをきちんと説明してあげてください。

きっと何度も説明することになると思います。

それでも何度でも、気長に待ってあげてください。

 

 

最後に。

私も病気の時はこんなの治るわけがないと思っていました。

確かにうつ病は完治することはありません。

寛解という病状が和らいだ状態になるだけです。

それでも私は病気になっていたあの頃をそんなこともあったなと笑うことができています。

周りの人があきらめてはいけません。

うつ病の治療には本人の努力と、周りの努力が必要なのです。

将来笑うことができるように、今声を掛けてあげるべきなのです。



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