精神科への抵抗感

特にお年寄りの中には、精神科受診に対する抵抗が強い人もいます。

精神科に受診するというだけでも、自分が「異常」であるように感じてしまうのでしょう。

 

「精神科に受診する」と考えただけで、一

生くらい精神病棟に収容されるようなイメージを持っているのかもしれません。

 

また、団塊の世代の人の多くは

「うつ病になるのは弱い人間だ。自分がうつ病になどなるはずがない。」

と思い込んでいるため、ますます病院に行きたがりません。

 

自分の親がうつ病ではないかと感じたら、

「うつ病は決して特別な病気ではないこと」をしっかりと説明しましょう。

そして、精神科に対するマイナスのイメージを取り払うことが大切になります。

 

精神科の受診をどうしても嫌がるようであれば、心療内科であれば、

「心臓や肝臓に悪いところが見つかるかもしれない」といった理由で勧めることもできます。

 

どうしても抵抗のある人は、まずは身体の問題をチェックしてもらうのも一案です。

心と体は密接に結びついていますので、

うつ病に罹っている人は、身体にも様々な影響が出ているものです。

 

例えば、今では大きな総合病院に行けば、精神科も併設されているところが多くなっています。

 

初めは総合病院の内科に受診して、身体的な問題がないかを検査してもらうのです。

身体的な問題がないことを確認した段階で、内科医から精神科に紹介してもらいます。

 

内科医という信頼できる専門家の立場からせ威信か受診を助言されると、

それまでかたくなに精神科を拒否していた人が、

「一度、受診してみようかな」と考えを変える可能性は大いにあります。


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