自分自身のうつ病発症体験

現在48歳男性です。

失恋をしたきっかけで気分が落ち込み精神科を受診しました。

うつ病との診断が下りました。

入院治療が必要と言うことで、多少の不安はあったものの入院に踏み切りました。

すぐに薬物療法と後はひたすらベッドで、静養する毎日が続きました。

 

その時の自分は廃人になっていたと思います。

親が面会に来てくれましたが、ありがとうの言葉さえ出ず、

絶望感と、この先の不安感で時に涙したこともありました。

誰にも構われたくないと、孤独に一人一日中臥床していました。

 

そして病院を退院しましたが、精神薬の副作用とうつ病は完治していないので、

すぐに悪化してしまいました。

もちろん仕事も、退職を余儀なくされ、毎日が絶望感と自殺願望まで出てきました。

 

親はしっかりしなさい、頑張りなさいとの激励や叱咤でしたがそれが自信喪失に拍車をかけました。

どうやって死のうかと毎日考えたり精神薬を過剰に飲んだりで身体も思うように動かなくなっていきました。

心の奥では何とかこのうつ病を治したいという気持ちもあったものの、

どうしても身体までも動かない状態で、トイレに行くのも這って行ってた状態です。

 

親は何かにとりつかれているのではないかと、

祈祷師まで読んでお祓いをしたくらい自分の病状は悪化してしまいました。

 

そして他県の有名な国立精神医療センターに2度目の入院に至ったわけです。

入院しましたが、そこの病院の他の患者さんを見てすごく虚しい思いもしました。

統合失調症とかの人もいてこのまま自分も何十年とこの病院に長期でいなくてはならないのか

と思うと本当に情けなくなりました。

 

そこでは森田療法を実践されていて強迫神経症も併発していた自分は

毎日院内で掃除や外の草むしりなどの作業的なものを黙々とさせられました。

最初はしたくなくて看護師さんや医師に反抗していましたが

熱心な関わりを持っていただき、そのような作業が少しずつできるようになってきました。

 

何種類も多量の薬を飲んでいましたが、薬も少しずつ減ってきました。

作業の毎日と規則正しい入院生活を半年間送りました。

だんだん病状は気づかないうちに緩和されていきました。

テレビを見ても面白いと感じるようになりました。

ご飯を食べても美味しく感じられました。

そして何とか退院して、やっと通常の生活ができるようになったのです。

 

仕事復帰はまだしていませんが、何とか家で生活できる位のレベルまでは戻ってきたと思っています。

私は2度目の国立精神医療センターに入院したおかげで

今完治はしていませんが少しずつ生活ができるようになっています。

思い切って入院したことに感謝しています。



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