うつの傷の治し方

うつの調子も治ってくると、そろそろ薬を減らしたり、フルタイムで元気に働きたくなったりしてきます。

勿論焦ると強烈なストレスがかかって症状が悪化するので、

減薬や元通りの生活リズムに戻るのは、

精神科医や臨床心理士などのプロなどと話すことは必須ですが。

 

今回はそのさじ加減のお話をしたいと思います。

 

上記のことを最初に書いておいて申し訳ありませんが、

全員が全員、発症前の100%のコンディションに戻れるとは限りません。

いや、80%くらいには戻れる方は多いですが、

100%となると、厳しいケースの方が多いでしょう。残念ながら。

心身とも限界を超えて一度消耗してしまっているので、完全に回復するのが難しいのです。

一度壊れていますから。

 

方法は3つあります。

一つ目は、過去のうつ病になった原因から完全に目を背けることです。

難しいことかもしれませんが、原因となったことに絶対に立ち会わないのです。

その現場に行ってはいけません。関係者にあってもいけません。

そうすれば、症状が戻ることなく、平常な生活を取り戻せることでしょう。

 

続いて2つ目。

これが一番難しいですが、一番全快には近道の方法です。

徹底的に、過去の心の傷に向き合うことです。

嫌な目に合った原因となる人・モノ・状況に嫌というほど向き合いましょう。

言いたいことがあればすべて吐き出しましょう。

相手がいなければ書きだしましょう。

 

勿論、一人では厳しいです。

信頼できる家族や友人、医師、臨床心理士などについてもらわないと、

対峙するにはあまりにも困難な課題です。

しかし、ここで対峙すれば、自分が気にならなくなるか、

原因となったものが対処して、患者への態度を変えることが少なからずあります。

 

そうすればしめたもの。

苦しんだことがなかったかのように元気に過ごせるようになります。

但し、対峙してから元気になるまで、体力と精神力を消耗する分、

回復に時間がかかるため間があることには気を付けてください。

 

最後に三つ目。

これは、解決策といっていいかどうかは難しいのですが、

医師や臨床心理士に定期的に診てもらいながら、

カウンセリングや投薬を受けて、日常生活を送ることです。

「治ってはいないではないか」そう考える方も少なからずいらっしゃるかもしれません。

立ち止まって考えてみてください。

病気が特にない人でも、健康診断などは受けます。それと同じです。

 

心の病でも、持病と思って、治すのではなく上手く付き合っていくというのも立派な立ち直り方です。

実は、これが一番簡単に元気になる方法といえます。

 

うつ病に対する価値観は患者さんの数だけあると思います。

その中で自分に何が一番合うか、それを見つけるのが一番難しいことであり、

元気に暮らすための一番重要なことです。



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