家族への影響

うつ病の患者を支え続けるということは予想以上に難しいことです。

 

家族の中にうつ病の人がいると、

いつも一緒にいる家族にも影響が出ることがあります。

 

家族の団欒などができないし、楽しい旅行にも行けない。

普段の生活でも大きな音をたてないように気をつかうこともあるでしょう。

 

そのため、うつ病の気分が、家族にうつることもあります。

うつ病の家族に気を使いすぎることもストレスですし、

話を聞いたり、想像したりするうちに、本人と同じような気分になってしまうのです。

 

特に夫婦間では、うつ病がうつることが多いと言われています。

 

うつ病患者は、自責感から自分自身を貶めるようなネガティブな言葉を発します。

それを毎日のように聞かされていると、家族の方がとても耐えられなくなることがあります。

 

一生懸命に看病していると気付かないかもしれませんが、家族も疲れがたまっているはずです。

身体的には無理をしていないと思っても、気疲れは全身に影響していきます。

その状態が何ヶ月も続くと、家族が疲労困憊してきても無理はありません。

 

 

本人に当たらない

家族は心配して言っている言葉が、本人には負担になることがあります。

心配からの言葉は、小言や批判にもなりやすいからです。

 

たとえ事実であったとしても、相手の苦しい状況を思いやって、心の支えになることが大切です。

うつ病の人に向かって、非難するようなことは絶対に止めてください。

 

もし、将来のことや経済的なことが不安で、それをを本人にぶつけるぐらいなら、

いっそのこと、自分が外に出て働いてみるというのはどうでしょうか。

多少なりとも経済的な心配を減らせるはずです。

 

温かく落ち着いた態度が、家族には求められます。

うつ病は「大きな子どもになってしまう病気」だと思えば、

優しいな接し方ができるようになるかもしれません。


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