家族がうつ病になった時の限界

今、77歳の父が

15年位前からうつ病を発症しました。

 

初めのうちは、落ち込んでいるような感じで

あまり話さなくなりましたが

その時点では家族もあまり深刻な状態という感覚も無く、

時間が解決すると思っていました。

 

そのうちに、リストカットなどが始まり

自分でも《何をして良いのか》がわからなくなってきたようでした。

常に《しぬ事》ばかり考えているようで、

いくらなだめても、なだめるほどに本人は落ち込んでいく、

というなんとも不毛な状況が続きました。

 

もうこれは《家族で解決する状態じゃない》と思い

母と私で保健所に相談しました。

すぐに医者に診せるのも一つの手ですが

調べたら保健所でそういう相談を受けていることがわかりました。

近くのどこの病院や医者が今の父の状態に

一番良いのかわからなかった私たちは、

まず住んでいる地域の保健所に相談してみました。

 

数日で保健師さんが来てくれて、父を刺激しないように

ということで《母がめまいがひどいので看護師さんが往診に来る》という事にして来てもらいました。

保健師さんは、母に聴診器を当てながら少しづつ父にも話しかけてくれ、

父との距離を少しづつ縮めて行きいろいろな事を聞き出してくれて

父に合ったクリニックをいくつか説明してくれました。

 

《精神科に行く》と言うことに多少の抵抗があった母ですが今、

《それは普通のこと》と保健師さんに言われ予約して受診することにしました。

幸い、数日で少しづつ落ち着いてきて

まだまだ、うつ病という感じではありますが

少しは人の話も聞いてくれたり、眠ったりと

それまでとはぜんぜん違う良い状態になりました。

 

うつ病は発症したら、治るまでには

《家族の愛情だけでは限界があるのだ》と思い知らされた出来事でした。



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