妹がうつ病になって

わたしには7つ下の妹がいます。

妹は末っ子なので、ずいぶん可愛がられて育ちました。

そして彼女は20歳になる数ヶ月まえに、心の病気にかかってしまいました。

 

具体的な内容を話しますと、命を終わらせようと睡眠薬を大量に飲んでしまったのです。

PCに遺書のようなものが書いてありましたが、散文的な感じでイマイチ意味がわからない内容でした。

 

もともと妹は明るく、よく喋り、よく笑う性格でした。

なのでわたしはいささか面喰らいました。

いったいなぜ彼女はこんなことになったのだろうと思いました。

 

騒動の主な原因は友人関係でした。

詳しくはあまり聞いていないのですが、

言葉の節々から推測するに友人関係を保っていくことに疲れていたみたいです。

以前から思い込みが激しいところがあり、感情が昂ぶりやすいところが彼女にはありました。

 

最初に見つけたのは母でした。

発見が早かったのか、地元の内科で点滴をして肝臓の浄化(睡眠薬の解毒)をし、

そのあとわたしも合流し、解毒が終わったあと精神病院を受診しました。

精神病院では医者から入院をすすめられました。

そのときの妹は自分で判断できる状態ではもちろんなく、母も動揺を隠しきれずうろたえていました。

 

お医者さまからすすめられてた入院を、わたしは強く拒否し、妹は実家で診ることにしました。

わたしは妹を閉鎖病棟のようなところに置いていきたくなかったのです。

 

彼女はたしかに病んでいるかもしれないけれど、

わたしは精神病院(現在はそういう言い方をあまりしないようです)に入院させたくなかったのです。

 

そんな妹ですが、今ではとても元気になり、以前のようによく笑うようになりました。

ときどき感情が不安定になり、泣き叫ぶことはありましたが、それもここ最近減ってきました。

 

彼女が持ち直したのには理由があります。

妹はコーチングを受けたのです。

カウンセリングではなく、コーチングです。

カウンセリングは主にクライアントの話を傾聴することです。

ですがコーチングとは、一緒に目標を立てそれに向かって計画を立てることです。

わたしはカウンセリングではなく、コーチングを推奨します。

 

コーチングはクライアントとコーチが信頼関係を結ぶところから始まります。

そしていいコーチに出会うことができれば、クライアント(ここでは妹を指します)は

その人を裏切れないのでしっかり生きようとします。

目標に向かって行動することの意味を理解し、

けれども自分のペースでしっかり人生を歩んでいくことができます。

 

妹は現在、コンビニでサブリーダーを任されています。

時折、落ち込むこともありますが以前のように当り散らすように泣き叫ぶこともなくなりました。

 

コーチングは今も続けています。

まだ確信的なことは言えませんが、おそらくもう大丈夫といえるでしょう。

もし心の病で悩んでいる方がいましたら、病院や診療所に行く前に

コーチングを受けてみることをわたしはすすめます。

 

コーチングは薬をすすめたりもしませんし、ただ傾聴するだけでもありません。

前向きに生きる術を教えてくれます。

これを読んで少しでも誰かの救いになれたらと思っています。



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