うつ病の患者との付き合いかた

親戚の叔母さんは10数年前からうつ病です。

近所に住んでいて共働きの私の両親に代わり夕食を作ってくれることもあり、

1週間に何度も叔母さんの家に通っていました。

両親が忙しいときには叔母さんの家に泊まることも多々ありました。

 

叔母さんの様子が少し変わってきたと感じたのが、

叔母さんが離婚をし一人で引っ越しをしてきたときからでした。

 

以前住んでいた地区から離れ、私たちの住んでいる地区へ引っ越しをしてきました。

新しい仕事にもなり、友人もいない場所での1人での生活、

そして私の面倒をみることも増え、叔母さんにとって不安とストレスは大きくなっていました。

 

よく会うといっても毎日会うわけでもなく、

以前の様子までは分からなかったので変化に気づくことがなかなか出来ませんでした。

 

しかし、私が叔母さんの家に泊まりに行ったときに理由もなく急に怒りだしました。

家にあったものを散らかし自分なんていなくてもいいなど悲観的なことをずっと言っていました。

私はどうすることもできずただただビックリしてなにも出来ませんでした。

自分に当たってくることもあり自分の負担も大きいのかなと思っていました。

 

そして一時的なものだと軽く考えていましたが、そこから症状は悪くなっていき、

楽しくない、早くいなくなりたいと常に言うようになりました。

 

私は両親にその様子を相談し、叔母さんの話を聞きに行きました。

大勢でいるときはあまり症状が出ず、ストレスが少し溜まっているだけかなと

1年以上病院に行くことはしませんでした。

 

私といるときや夜に多く症状がでていたので自分自身も辛くなり調べてみました。

するとうつ病なのではないかと症状を確認し思いました。

 

がんばり屋な性格でもあり、自分を責めてしまうことも多く、

離婚や引っ越しでストレスが溜まっていたことを考え、病院へ行くことを勧めました。

しかし叔母さんは病院に行くことを拒否しました。

それでも私は連れて行ってみようと思い、

症状が重くなっている時に両親に連れて行ってもらいました。

 

診断結果はうつ病でした。

突然パニックになること、悲観的で目に活気がないこと、

日常生活には影響がなかったが症状を話し簡単な検査を受けるとうつ病とのことでした。

 

私はその瞬間少し楽になりました。

私に当たっていたのは病気だったと思うことができたからです。

叔母さんのサポートをできる人がいなかったので私たち家族が協力することとなりました。

 

私が一番関わることが多かったので、

パニックになっているときには怒ったり干渉したりせず収まることを待ちました。

家が散らかってしまったときは、自分のストレスも溜まらないように

うつ病だから仕方ないんだと思うようになりました。

気分が上がったり下がったりすることも多く、

気分が良さそうなときになるべくコミュニケーションをとり話をよく聞きました。

 

うつ病の治療には時間がかかると聞きました。

そして周りのサポートも大事だと聞きました。

現在も症状がたまにでます。

もっと早く病院に行くことができれば本人も周りも

もう少し早く楽になったのかなと思うこともあります。

 

うつ病だと分かってからは自分にあたられて辛いときも

うつ病なんだと思うようにすると自分自身が楽になりました。

 

うつ病だと疑っていてもなかなか病院に行く勇気がなく、苦しんでいる人もいるかと思います。

一歩踏み出せれば治療法や薬などで症状が落ち着くこともあり

周りの人も辛くなってしまう前に、疑っている人がいれば迷わず行って

専門的な知識でうつ病の患者との付き合いをしてほしいと思います。


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