うつと両親

私は現在、抑うつ状態となり実家で静養中です。

私は今24歳です。

昨年春に大学を卒業して大手企業に就職しました。

しかし適応障害とそれに伴う抑うつ状態となり、8か月経った昨年12月末に自主退職しました。

大学入学を機に親元を離れて一人暮らしをしていたのですが、今年8月になってようやく地元に戻りました。

 

昨年12月に辞めてから8月まで何をしていたかというと、仕事探しはもちろんしていました。

しかし、抑うつ状態を引きずってしまい仕事に影響が出てしまったため長続きしませんでした。

多めに貯金はしていたのですが底をつき、誰にも相談できずに道路に飛び込もうとしていたところを、

警察に保護されたことがきっかけで実家に戻ったのです。

 

どうしてもっと早くに両親に頼らなかったのか?

理由を一言で言うと、自分の今の状態を見せたくない、と思ってしまったからです。

両親や近親者含めて精神疾患にかかった人は、私の知る限り誰一人としていませんでした。

 

私は両親が苦手でした。

「うつは甘え」とまでは言いませんが、理解を示そうともしない人たちだったからです。

「身近にいる」家族であっても「うつについて理解してくれる」両親ではなかったのです。

これがギリギリまで両親に自分の苦しい状況を伝えられなかった理由です。

 

私は現在も無職です。

地元の心療内科に通い精神安定剤を服用して、家事を手伝いながら毎日を過ごしています。

そうして3か月経ちましたが、戻った当初は両親、特に母親からのプレッシャーがとても苦しかった時期でした。

「将来のことはどう考えてるの?」

「どんな仕事をしたいの?」

「お父さんやお母さんがいつまでも面倒見られるわけじゃないんだよ?」

「あなたは考え方がおかしい」

こんなことを何度も言われました。

 

先ほど書いたように、私は自殺をしようとして警察に保護されました。

仕事も思うように続かず、かといって親にすら頼りたくはなく、お金と心だけが減っていく日々。

そして頭をよぎったのは

「ここで車道に飛び出して車に轢かれたら解決するじゃないか!?なんて素敵なアイディア!」

今考えたら浅はかでしょうが、人は極限まで追い詰められると

正常な判断力がなくなるというのを身を持って実感しました。

 

そうして実家に戻り心身消耗している時に、追い討ちをかけるように

両親に将来のことについて言葉を掛けられるのは非常につらいことでした。

「今」を生きることすら必死なのに、どうして冷静に落ち着いて将来のことなど考えられるでしょうか。

 

死にたい気持ちや「うつ」は実際になってみないと分からないこともあると思いますが、

大事なのは「周囲が受け止めて寄り添うこと」だと思います。

「お父さんもお母さんも働いていて大変だけど、あなたはあなたでしんどかったんだね」

と両親が一言でも言ってくれたなら、私はどれだけ救われただろうと思うことがあります。

 

私の場合は自分で蒔いた種で、自分で自分の首を絞めてしまいましたが、

一度なってしまったうつから抜け出すのはそう簡単なことではなく、数年単位で闘うことも必要になってきます。

また、「何事も結論を急がないこと」。

うつ状態から少し回復してくると、色んなことが冷静に考えられるようになります。

 

うつになった本人は決して何も考えないで過ごしているわけではないと思います。

社会復帰しなくてはと焦る気持ちを持っている場合もあります。

そんなとき家族など周囲の人たちは無理に気持ちや意見を聞き出そうとせずに、

「焦らずゆっくりでいい」と考えることも大切なことだと思います。

うつになった人を「決して否定せず」「長い目で」接することが大事ではないかと思います。



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