私が体験したうつ病の同僚への接し方

私が以前勤めていた会社ではうつ病の人が二人いました。

1人は典型的なまじめな人が患ってしまううつ、

もう1人は機嫌がいい時と落ち込んでいる時の態度がはっきり分かれる、

双極性うつの人がいました。

 

うつも様々なタイプがありますが、うつになりやすい傾向がある事が2人を見ていて分かりました。

以下が独断ですが2人を見ていて感じた特徴です。

 

一点目。

二人に共通していた点はどちらも心が優しく繊細という点でした。

二人とも男性だったのですが、物腰が柔らかく言葉遣いも丁寧です。

しかし一方で、相手のちょっとした態度が気に入らなかったり、

相手に対する誤解が生じると、感情が抑えられなくなる傾向がありました。

具体的事例としては、突然物を投げつけてキレだしたり、

機嫌が悪くなり何も話さなくなる、心を完全に閉ざすなどがありました。

 

二点目は、極端なほどのマイペース。

基本的に積極的に仕事をしたがりません。

仕事に追われたり、普段より忙しかったりすると自分をコントロールするのが難しく、

途端に機嫌が悪くなります。

要領良く仕事を片付ける事が難しいのと、

急かされずのんびりと心に負担がない仕事を好む傾向があります。

 

三点目は、話の輪に入れないと拗ねる。

こちらが気を使い彼らに話をしないでいると、仲間はずれにされていると感じるらしく、

益々彼らの機嫌は悪くなりました。

かと言って気を使い声をかけても負担に感じるようで機嫌が悪くなりました。

(大丈夫?は彼らが負担に感じるNGワードだという事を身をもって体験しました。)

 

四点目は、不眠、又は体のどこかしらに痛みを感じる。

二人とも不眠に加え肩こり、腰の痛み、偏頭痛を訴えていました。

不眠の90%はうつと言われているそうです。

 

うつの人は上記の点を踏まえても一見とても自分勝手にふるまっている様に見えます。

私も、彼らが病気だと頭では理解していても接し方には頭を悩ませました。

親でも恋人でもない、ただの会社の同僚に対し、

何故私が彼らに気を使い、ビクビクしなかればいけないのか。

うつの人には周りの理解や協力が必要と言うアドバイスをよくサイトで見かけますが

現実は簡単なものではありません。

正直言って腹立たしかったです。

しかし、同じ職場にいる以上、彼らと全く接さずに仕事をすることは不可能でした。

 

そこで私は「一番辛いのは本人なんだ」と思い込む事にしました。

そうすると彼らに対し腹立たしかった感情も少しはやわらぎました。

彼らも自分がなりたくてうつになっている訳ではありません。

本人もどうしたらいいかわからず苦しんでいるのだろうと思う事にして接していました。

 

また、以前は疲れている様子を見せると即座に、

大丈夫ですか、変わりましょうか、など声をかけていましたが、

下手に声をかけると彼らに負担を感じさせる為、一旦仕事を任せ、

仕事が進まなそうであれば手伝う、少し待ってあげる方法をとりました。

 

あとは腹が立っても挨拶だけはちゃんとして、時々お菓子を渡しその時に一言話すという形をとりました。

全く話さないのも職場の雰囲気が悪くなりますし、

過度にビクビクして相手に気を使いすぎるのもお互い疲れるので、

適度な距離を保つようにしました。

 

この適度な距離が他人には難しいのですが、

完全にじゃなくていいので彼らが病気でコントロールが色々と難しい事を理解する、

過度に気を使いすぎない。

この2点を気を付けて接していました。


うつ病の家族への対応マニュアル

大切な家族、友人、会社の仲間がうつ病になってしまった。
でも、自分がどう接してあげればいいのかわからない・・・


うつ病が増え続けている現代では、同じように、うつ病の人への接し方で悩む人も増えています。


20年間、多くのうつ病を抱えた患者と向き合ってきた心理カウンセラーが、
簡単に自宅で実践できる対処法で、うつ病を抱える大切な方と向き合いながら、
一緒にうつ病を改善していける秘訣を教えます。

うつ病の家族への対応マニュアル


うつ病の人への接し方 関連記事


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL

CAPTCHA