会社にいたうつ病の人との接し方

会社にいたうつ病の人は、私の仕事のパートナーでもありました。

普段は仕事を丁寧に行う、お客様からの信頼も厚いその人は、私の前では躁鬱を繰り返す人でした。

急にテンションが上がり、仕事のスピードも一気に上がったかと思うと、

翌日は欠勤するということを繰り返す状態でした。

 

その人と接する上で注意した点は、尊重するということです。

うつ病の人の特徴は、根が真面目で、意思が固い。

反面、感受性が高く、周りの意見を受けやすいように感じます。

この両面が出てしまうと、躁鬱状態になってしまいます。

 

私が実行した接し方は、まずその人の話を聞くことです。

話を聞いていく中で、今の状態を把握することができます。

うつ状態の時に何かを提案したり、進めようとすると、強く抵抗されます。

状態が良い時に行動を起こすことにより、仕事は順調に進みました。

また、ストレスが発生するような交渉事は、私が行うようにしました。

 

うつ状態になる経緯を見ていて感じたのは、社内での人間関係のストレスを感じているということです。

職場環境にも問題があったのかもしれませんが、上司や周りからの意見には徹底して抵抗していました。

社内での決済が必要な場合の交渉などは、全て私が行うようにしました。

 

うつ病の人を見ていて感じたのは、自分と戦っていることが多いということです。

自己中心的とは少し違うのですが、自分の価値や意味をひたすら考えていました。

そして、その考えをネガティブに持っていく癖がありました。

 

よく使った言葉は「大丈夫」です。

行動を起こす前に不安になってしまい、思考がネガティブになってしまうのですが、

いざ行動してみると簡単に解決してしまいます。

ですので、行動を起しやすいような言葉を使うよう、気を配りました。

行動中は「大丈夫」という安心の言葉を多く使いました。

 

行動を完了した際は、行動を細かく振り返るようなことはしません。

もともとは仕事ができる、優秀な方なので、そのプライドには配慮が必要です。

 

うつ病とは、自信を失っている状態なのだと思います。

本当は優秀な人が、何かのきっかけで自信を失う。

そんな人に対しては、下手な発言をするより、相手の言葉に耳を傾け、

尊重し、ストレスを感じるようば場面には近づけないことが重要だと思います。

少し手伝うことによって、その方の症状も改善しますし、仕事も進みます。

 

うつ病と一言で片付けるのではなく、その方の特徴をしっかり把握することが、

良い関係を継続していくことだと感じました。

うつ病は改善される病気です。

焦らず気長に付き合っていくことが最重要だと思います。


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