会社でのうつ病の人との接し方

私は以前勤めていた会社に、うつ病の上司がいました。

入社した時からすでにうつ病を発症しており、

最初はどのように接すればいいのか分からず、少し戸惑いました。

 

しかし、様子を見ているうちに、特にうつ病を意識せず、自然に接するのが一番いいと感じるようになりました。

まず、その上司はうつ病のことを全く隠していませんでした。

むしろご本人が「仕事のストレスが原因でうつ病になった」と堂々としゃべっていたくらいなので、

周りも「気をつかわなきゃ」と思う必要がなかったのです。

このようなオープンな態度はご本人にとっても周りにとっても良かったのだと思います。

 

始業前の朝にはよく、「風邪をひいたから休みます」というのと同じくらいの調子で、

「(うつ病で)調子が悪いから休みます」と上司から電話がかかってきていました。

電話を受けたこちらも、「そうですか、分かりました」と自然に受け答えしていました。

ご本人の本来は明るくてオープンな性格が、うつ病の壁を感じさせなかったのでしょう。

 

私はその後しばらくして、うつ病について興味を持つようになり、

自分でも本を読んだりして勉強するようになりました。

本や新聞などを読んでいると、うつ病になると会社を辞めてしまうケースも少なくないようです。

でも、しばらく休んで回復することができたら、退職しなくても済んだ人も多いかもしれない、

ということも分かりました。

風邪やインフルエンザで仕事を休めるように、

うつ病でも気負わずに休むことができるような仕組みが職場にあれば、

それがもっとも理想的だと思います。

 

うつ病は誰でもなる可能性があります。

フリーアナウンサーの丸岡いずみさんがうつ病になり、

その経験を本にしたり、自ら語ったりしている姿はとても印象的でした。

勇気のある素晴らしい行動だと思ったし、うつ病になってもそれを克服したり、

上手く付き合いながら生活することはできるんだということも、改めて知るきっかけになりました。

 

丸岡さんは、東日本大震災の後の精力的な取材活動などが、うつ病の原因のひとつだと話していました。

人は、誰かの死など、強い衝撃やショックを受けた時には、心が受け止めきれないこともあるのでしょう。

あるいは、ただなんとなくうつ病になる場合もあるようです。

そんな時は、決して無理を続けず、まずは休み、周りを頼ったりして自分をいたわることが大事なのだと思います。

そして、みんながうつ病を身近に感じ、受け入れられる社会になればいいなと思います。



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