うつ病の人と働くこと

私が働いている部署の方々の半分は、メンタル関係で休職したのちに復職した人です。

社外の人と関わる事がほとんどなく、残業が発生しない業務の為、復職に適した環境だからです。

 

私自身はメンタル面に問題はないのですが、

うつ病で2年間休職した男性と働くことになった時のことを書こうと思います。

 

私は20代のまだまだ下っ端の存在で、その男性は50代でした。

2年ぶりに働くと言うことで、最初は定時よりも2時間早く帰るトライアル出勤というものを利用していました。

 

初対面の印象はごくごく普通で、話し方も穏やかでした。

「おじさんだけど、色々教えてね」と笑顔で挨拶してくれました。

 

仕事は私が教えることとなったのですが、実際には想像以上に大変でした。

朝は元気に出社していたと思っていると、突然姿を消してしまい、

「体が重くなったので帰ります」とメールを残して帰ってしまうことが多々ありました。

上司から「決して責めないように。がんばれなどの言葉も使わないように」と言われていたので、

その人が帰った後は私が残りの仕事を全てする事になりました。

 

また、他の方から仕事を回されると

「僕は仕事が多くなると気がめいってしまい、うつ状態になるから代わりにしておいて」

と頼まれることもありました。

 

ふと気がつくと、仕事を中断して机に伏せている姿を見せる事もあり、

プレッシャーをかけないようにすること、追い詰めないようにすることを常に意識しながら接していました。

感情の起伏が激しく、それを読みとったり、その波に合わせる事がなかなか難しかったです。

 

その人の分の仕事を全部私がすることや、配慮しなければというストレスから、

私まで気が滅入ってしまうことが良くありました。

年齢が離れているので、思ったことも言えない関係になってしまいました。

 

もともとは私と二人体制ではなく、いずれはその方1人で業務を担当してもらうことになっており、

上司が「そろそろ一人で担当してみてはどうか」と持ちかけたところ、

次の日から職場に来なくなってしまいました。

 

上司も私も、自分の言い方が何か悪かったのではないか、

彼をうまくフォローできなかったのではないか、

もっといい進め方があったのではないかと後悔しました。

 

このように、私はうつ病の方と働くことの難しさを身にしみて感じました。

うつ病の方と一緒に働く人は、自分のペースを乱さないこと、

相手に合わせ過ぎて無理をしないことに十分気をつけていただきたいと思います。



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