自分自身の鬱と他人の鬱

15年ほど前、自分自身が鬱病になりました。

離婚前でした。

 

自分勝手な亭主にほとほと愛想が尽き、毎日喧嘩。

そのうちに亭主が暴力を振るうようになり、話も通じず。

だんだんと自分の異変に気がついて、心療内科を受診したところ、

「うつ病」と診断されました。

 

精神安定剤と抗うつ剤と睡眠薬を処方されましたが、

帰宅後、亭主に薬を袋ごと捨てられてしまいました。

その瞬間、何かがぷつっと切れたみたいになり、暴れてしまい、気を失ったらしく、

目が覚めると病院のベッドの上。

亭主が救急車を呼んだらしいのです。

 

医師に叱られた後の亭主は、注意事項を言い渡されたと言い、

「頑張れ」や「しっかりしろ」とか言っちゃいけないらしいとブツブツ。

「お前に対して頑張れとかもっとちゃんとやれとか言っちゃいけないなら、何話せばいいかわからない」

そういって病室から出て行きました。

 

「こんな亭主と一緒にいたら悪化する」と思ったので、うつに関する著書を買い、

何度も読み、自分自身にコントロールをかけました。

「頑張れ」と言われたら絶対に頑張らない。

「しっかりしろ」と言われたらダラシナク過ごす。

心療内科にも積極的に通い、薬も飲み続け、鬱を発症たしてから1年目に離婚。

離婚後は順調に回復し、2年足らずで完治しました。

 

鬱になってなによりも辛かったのは、なんでもないのに涙が止まらなくなること。

そんな時、周囲の人は冷たい目で見るか、「どうしたの?」と、

興味本位だけで声をかけてくることでした。

そばに居て肩や頭をポンポンしてくれるだけでいいのに。

声をかけるとしたら「辛いね」と。

ただそれだけでいいのです。

自分のことを理解してもらえるだけでいいのです。

 

自身の経験を生かし、フルーツやハーブなどを勉強し、

同じ苦しみをもった人と接点を持つようにしています。

少しでもお役に立てればと。

 

家族に理解してもらえず、煽り立てるようなことばかり言われ苦しむ人もいます。

また、元気出してもらいたいからと外へ連れ出すのも逆効果になることも知ってほしいです。

 

うつ状態のときは、いままで好きだった事やものにも興味がなくなります。

無理やり押し付けたりも絶対にダメです。

周りが気を使いすぎると「しっかりしなくては」と頑張ってしまいます。

頑張れない人になってしまっているのに無理に頑張ろうとする。

頑張れなくなってしまっている自分を責めはじめて悪化します。

励ますこともNG。

 

鬱の方の家族は大変だと思います。

ですが、なるべく自然体で無理強いだけはしないことが重要だと思います。

突然泣き出したら肩に手をおいてあげてください。

それだけで安心なのです。

 

狂ったようにワーワー泣き叫んだら抱きしめてあげてください。

家族に辛い思いをさせていることは本人も申し訳なく思っているのですから。


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