失恋とうつ病

誰もが失恋をすると、うつ病になるのか、

というとそれは違います。

 

誰でも失恋すると激しく落ち込むものですが、

それでも数日経てば、テレビを観て笑ったり、

お腹がすいて、ご飯を食べて美味しいと感じるようになります。

 

悲しみのどん底から一歩一歩と抜け出していくのです。

 

そして、毎日の仕事や家事に追われているうちに、

1週間から1ヶ月もすると、次第に失恋の辛さに慣れてくるものです。

 

もちろん、それでも思い出の場所に行ったり、思い出の音楽を聴いたりすると、

また一気に悲しみがよみがえり、涙に暮れるということもあるでしょうが、

それも数時間から数日で薄れていくでしょう。

 

でも、そこで何日経っても立ち直ることができないまま、次第に生活全般に意欲が低下して、

学校や会社にも行けなくなるようになれば、一般の失恋のショックというものを超えて、

うつ病を疑う必要があります。

 

こういうケースでは、失恋だけがうつ病の原因ではなく、

他にも生活の中に色々とストレス要因があったと考えられます。

 

仕事のストレス、家族のストレスなどがある上に、たまたま失恋が重なり

コップから水が溢れるようにしてうつ病が発症したのです。

 

また、失恋して悲しい時期に、無理をして平気を装ったり、

次の人を早速探したりと無理を重ねると、それがまた新たなストレスとなることもありえます。

 

失恋して悲しいときには、あまり不自然なことはせず、部屋にこもって泣くなり、

布団をかぶって寝込むなりして、とにかく自然にまかせて休養をとるのがいいです。

 

また、失恋が原因のうつ病の場合、問題になるのは、適応障害のことです。

適応障害とは、ストレスが原因で抑うつ気分や不安などの症状が発生し、

日常生活にも支障が出るような状態のことです。

 

適応障害では、うつ病よりもストレスの原因がハッキリしています。

適応障害はあくまでもストレス量が本人の処理能力を

超えたたことによって起きる心理的な機能不全なのです。

 

ですから基本的には、ストレス状況を取り除くことが必要になり、

環境が改善されれば、本人の状態も回復していきます。

 

対して、本当にうつ病であれば、もし失恋の相手が戻ってきたとしても、

薬物療法などの治療をしなければ本人のうつ症状は回復しないはずです。


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