同じうつ病でも、一人ひとり違う症状

30代の主婦です。

私は結婚前に仕事関係で悩んでいて、精神科を受診し「抑うつ状態」と診断され、

投薬治療を受けた経験があります。

 

私の場合は、不眠、早朝覚醒、無気力、死にたいと思う、などに悩まされていましたが、

食欲が極端に落ちたり、逆に極端に出たりなどはありませんでした。

 

自分がうつ病になったことがあるので、夫が結婚後うつ病を患った時も、その対応には自信がありました。

 

夫の場合、うつ病と診断され、まず働きすぎの肉体の疲れから精神にきているので、

医師から休職をすすめられました。

しかし職場の状況などから休むことが難しく、投薬を中心に様子をみることになりました。

 

自分がうつ病だった時、「頑張れ」「大丈夫?」などの言葉は、

逆にプレッシャーに感じていたので、夫には言わないように心がけました。

そして涙が流れて来たり、むなしい、悲しい気持ちを聞いてほしかったので、

夫に私や、夫の両親と話をする、聞いてもらう機会をそれとなく作るようにしていました。

しかし夫からすると「ごめん、今は何も考えたくない」ということでした。

 

自分の場合は、基本ほっておいてほしいけど、時々無性に誰かに聞いてほしい、構ってほしい

という気持ちが出ていたので、それと同じくしようとしていた、と説明しましたが、

「こうやって、心臓を動かしていることで精いっぱいな感じがするから…。人と話すのはかなりつらい」と…。

同じうつ状態や、うつ病でも、鬱を経験した人でも、

人によって慎重に態度を考えないといけないと思いました。

 

夫が、本当に無気力に陥っていると感じて、夫が気のすむまでのんびり、

できるだけ何も考えずに横になれる空間を作ることを考えました。

人と会う機会などは極力さけ、自分自身も、夫と話せなくて寂しいですが、

夫のペースを最優先に、時々席をはずして一人になれるようにしました。

 

しかし、難しいのは、うつ病はあまり一人にするのも家族としては心配だということです。

死にたくなってしまう病なので、一人にしすぎたり、気を使って距離をとることで、

「見放された」「自分は迷惑な存在なんだ」という気持ちにさせてしまうこともあります。

プレッシャーはかけないように、でもとても大切な存在だということを真摯に、

根気強く伝えていくことが、うつ病の近親者をもつ人の第一の役割に思います。

 

料理を丁寧に出す、いってらっしゃい、のあいさつに心をこめる、など、

日常のほんの少しのことも、うつに陥った繊細な心は感じ取ってくれると思います。

 

夫も、ゆっくり、いつも通り丁寧に周りが接してくれると分かったようで、回復しました。

うつ病は誰もがかかりうる病なので、一人一人に合わせた対応を考えていきたいと思います。


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