この人は理解者だと思える人がほしかった

私は今では回復していますが、5年前に第一子を出産した後に

産後のホルモンバランスの乱れからマタニティーブルーになり、

そこから色々自分を責めてきっちりしないとと思っているうちにうつ病になってしまいました。

程度で言うと軽度だったと思うのですが、朝起きてから一日を過ごす中でほぼ気持ちは絶望的でした。

そんな光が見えない暗闇の中にただ一人でいるようで、抜け出せない、もがいているという感じでした。

 

私には夫がいて産まれたばかりの赤ちゃんがいて、実家には母親と祖母がいました。

友人もいました。

ただうつ病ということをあまり周りに知られたくない、恥ずかしいことだと思っていて隠していました。

 

夫はうつ病に対する理解が全くない人で、ある日「死にたいんだけど」と話をすると、

その言葉だけをとらえて「そんなこと言うな」と怒られました。

私はその時には「そういった気持ちになるぐらい辛いんだね」「理解してあげていなくてごめん」

など共感してほしかったです。

夫はうつ病に対して否定的でそんな人が周りにいないからわからない、

自分も同じような精神状態になったら嫌だから関わりたくない、知りたくないというような対応でした。

 

実家の母親も以前から知っていたのですがクールでうつ病などに理解はありません。

話しても気持ちは伝わりませんでしたし、逆に批判されたりするのもわかっていたので、

実家に帰っても必死で明るく振舞っていました。

笑えないのに必死で笑顔を作ったり、話したくないのに無理に話をしたり、

普通を演じて頑張っていることが辛かったです。

 

当時かけてほしかった言葉としては

「同じ気持ちになることはできないけれど、それだけ辛いことはわかる」

「治ると信じて一緒に治療をしていこう」など同じ立場に立って、うつ病の辛さを受け止めた上での言葉でした。

夫は全く頼りにならずにそれが一番辛かったです。

自分が辛い時、その中で一生懸命に頑張っている時に、

支えになろうとしてくれている人がいないという孤独感はかなり大きかったです。

 

「いつ治るの?」「暗い顔ばかりされていたら、こっちもしんどい」

「薬を増やしてもっと楽になったら良いんじゃないの」

「薬なんて本当に効くの?全部飲まずにいても変わらないんじゃないの?」

などこれは夫から言われた言葉ですが、一つ一つが突き刺さるように思いました。

 

接し方としては全てを理解することは無理にしても「最近調子はどう?」とか

「○○に出かけようと思うけれど、どうかな?気分がのらないなら良いよ」

などこちらの気持ちを尊重して労わってほしかったです。

過度に病人扱いされて腫れ物に触るように接しられるのも嫌ですが、

普通の人と同じような土俵で「なぜできない」「このぐらい頑張れ」という風に接しられても無理でした。


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