うつ病の人に対する接し方のポイント

うつ病に対する接し方にはポイントがあります。

べたべたと関わるのではなく、かといって突き放すことなく、

やや距離をおいて安心感を与えつつ温かく見守る事が大事です。

 

うつ病は車で例えるとバッテリーが上がった状態です。

自立的に維持可能なレベルまで充電できるまで、じっと休む事ができるかが重要です。

せっかくバッテリーをためていても充電が完了する前にエンジンをかけてしまうと、また元の木阿弥。

本人がすぐにエンジンをかけたいところをどれだけ我慢して休めるかというのが回復するのに必要なのです。

 

関わる側は、上記の事を念頭に置いて、接すると良いと思います。

よく言われるように励ますのがNGなのは、無理な状態でエンジンをかけようする行為を助長してしまうから。

また、べたべたした関わり方はそれ自体がエネルギーを削ぐことになります。

 

さらに、うつ状態の時は、何に対してもネガティブにとりがちで敏感になっているため

接触回数が多いと地雷を踏んでしまいがちになります。

というわけで接触する機会を減らして一人になってもらう時間を増やす方が良いでしょう。

 

しかし、つき放すような関わりは、絶望感やストレスを与え、エネルギーを削ぎます。

ですので、距離をやや遠めに見守りながら、

接点回数は減らしつつ安心感を与えるような言動で関わるのが良いです。

 

会話速度については、ゆっくりとしたペースでしずかに話すようにすると良いでしょう。

処理能力が落ちているため、正常の時に比べて速いペースでは理解できなくなっています。

速さについていけなくて、理解できなかったりすると、

絶望感を与えてしまうことにもなりますので注意が必要です。

 

難しいのが、治りかけた時です。

定型うつ病の場合、本人はちょっとはやめにエンジンをかけてしまいがちです。

うつ病によって遅れた部分を一気に取り戻そうと無理をしがちになります。

焦らせないように、地道に一歩一歩進んでいくように、声掛けしていく事が必要です。

 

また、調子が良かった時に褒めすぎたり、調子が悪かった時に気にしすぎたりすると、

無理をさせてしまうので注意が必要です。

褒めたり、励ましたり、気にするというよりも、

何があっても温かく見守るという意識をわすれないようにするとうまくいくと思います。

 

最後に回復した後についてです。

発症する前とは、少し性格が変わって自己中心的になったりする事があるかもしれません。

が、それは、うつ病の経験を通して経験で学んだ結果によるものなのです。

再発を防ぐためにも、しっかりと受け止めていくと良いと思います。


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