うつ病の人にするべきこと、してはいけないこと

うつ病の人に接する時の心構えとして大事なことは、「寄り添うこと」だと思います。

 

うつ病の人は孤独感を感じています。

生き生きとして楽しそうな周囲の人々と苦しみ落ち込む自分の姿を対比させて、孤独だと感じているのです。

そういう時こそ、「あなたは孤独ではない」ということを伝えることが大事です。

 

子どもが親の大きな愛情に包まれているために、その力を発揮できるように、

うつ病の人もどんな状況にあったとしても、

自分のことをどこまでも分かってくれているという人が存在する限り、

必ず乗り越えて元気になっていけるはずです。

 

うつ病の人に対して「してはいけないこと」は以下のことです。

 


①「分かったふりをしない」

うつ病の人に寄り添うなかで、相手のことを理解してあげたいという思いが余って、

「あなたの苦しみはよく分かる」とは言わないほうがいいです。

うつ病でない人にはうつ病の人の気持ちは分かりません。

「あなたの苦しみは分かってあげられないけど、どこまでも応援するから」

と言うに留めたほうがいいでしょう。

 

 

②「励まさない」

うつ病の人、「頑張ろう」などと励ましてはいけません。

つい、元気な人は、良かれと思って、うつ病の人に前向きな方向を向いてもらおうと、

「頑張ろう」と言ったりする場合がありますが、頑張れない自分に自己嫌悪を抱く人が多く、

そうした励ましが本人をさらに苦しめることになります。

 

 

③「叱らない」

うつ病の人を、「どうして分からないんだ」と叱るなど、もっての他です。

元気な人の中には「うつ病は気の持ちようだ」とか

「心がたるんでいるからそうなるんだ」という暴言を吐く人もいるかもしれませんが、

これはうつ病の人の立場、苦しみが分かっていないということです。

 

 

④「畳みかけない(話を聴く)」

相手によくなってもらいたいがために、自分の思いを畳みかけるように話す人がいます。

しかし、これは逆効果です。

どこまでもじっくりと相手の話に耳を傾ける。相手が話をしなければ、一緒にいるだけでも意味があります。

 

そのうえで「やるべきこと」は、希望をもたせることです。

「いつまで苦しい状態は続かない。いつかは良くなる」と教えてあげること。

また、うつ病の人には、「人の為に何かをしてもらう」ということです。

どんな小さなことでもいいので、自分が役に立っているということを認識させることが大事です。

 

うつ病の人は、うつ病になるものをもっているのと同時に、

それを乗り越えて元気に立ち上がる力も必ずもっているはずです。

それを引き出すのは、家族であり、周囲の人々です。



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