うつ病の人との接し方で、気を付けたいこと

ストレス社会といわれる現代日本で、うつ病という言葉になじみのない人はいないと思います。

しかし、具体的に自分がうつ病を患ったとき、どうしてほしいか、

逆にうつ病を患った人に対してどう接すればいいのかは、戸惑う人が大半です。

 

ポピュラーな病気なのに、日常でどう対処したらわからないのは、

うつ病が、まじめで常日頃から頑張ってきた人がかかる病気であり、

励ましですらも一歩対応を間違えれば自殺や退職など、

深刻な事態に背中を押してしまいかねないので、

自他ともに慎重にならざるを得ないからかもしれません。

 

私自身もうつ病になり、また夫や友人もうつ病を経験している経験から、

『うつ病の人に対して、特に気を付けたいこと』をまとめてみました。

個人差もあるかと思うので、以下を参照に、医師など専門の方と相談されると幸いです。

 

 


1.『頑張れ』の言葉は禁句

うつ病に関して一番よく聞くことかと思いますが、

うつ病にかかる人は一般にまじめで責任感があり、

その性格ゆえに『息抜きの仕方』『さぼり方』が上手ではなく、

燃え尽きた状態に追い込まれています。

 

なので、すでにその人なりに頑張り切ったゆえの状態なので、

弱っている姿を見て背中を押そうとして、さらに『頑張れ』という言葉を使うと、

まじめな人ほど

『そうか、やっぱり自分はまだまだ頑張りが足りなかったんだ』

『こんな弱った姿になって、人から見たらやっぱり頑張ってないんだ』

と解釈してしまい、弱り切った心身をさらに酷使しようとしてしまいます。

その結果、やはり頑張れないとなると、絶望して自殺や退職など、

周囲から見ると思いきりすぎる行動に出てしまったりします。

 

頑張ってきて、心が悲鳴を上げている状態なので、

周囲としてできることは、息抜きしていいんだよ、ゆっくりしてね、

という目で、『あなたは大丈夫』と信じてあげることだと思います。

 

自分自身、仕事が負担でうつ病になったとき、

「ゆっくり休んでいいよ」と言われたことで、

いったん頭を空っぽにできたことが治るのを早めてくれたと思います。

 

 

2.気晴らしに、遊びに誘う

うつ病に陥っている人は、病気で脳内物質の流れも鈍ってしまっているため、

思考も通常より遅かったり、正常な判断ができにくかったりします。

うつ病でない人には、単にボーっとしているように見えたりして、元気づけようとして外に連れ出そうと、

「カラオケに行こう」とか「パーッと遊びに行けば元気になるよ」と、アドバイスしますが、

うつ病の人の内心は、うまく仕事や思考できない自分に絶望して、

「明日生きるか・死ぬか」を考えていたりするので、まずはそっとしてあげるのが良いかもしれません。

 

「いつでもここにいるから、つらくなったら頼っていいよ」というのは何度も伝えておいて、

遊びに行くほど元気な状態になり、うつ病の人から声をかけてくれるのを待ちましょう。


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