深く気を使う必要はない。うつ病の方への接し方。

うつ病に罹ってしまった方へどう接したらいいのか分からない

という話しをよく聞きます。

 

ネットや書籍では、

「励ましてはいけない」

「がんばれといってはいけない」

など様々な意見が飛び交っていますが、実際にうつ病を経験した私、

そして、その後うつ病に罹ってしまった人が相談に来た時の実体験を踏まえ、お話します。

 

まずうつ病を単純に軽度と重度に分けます。

これは、そのうつ病にかかっている人が今現状置かれている状況で判断します。

決して、病気療養が長いとかで判断はしません。

 

もっと簡単に言うと、その時のかかっている人の気分です。

うつ病は波のある病気ですので、治療中でも気分のいい時と悪い時を繰り返します。

もう、普通の人と同じように接するというのが、最終的な結論です。

 

確かに「がんばれ」と励ましても、

患者側は「これ以上どうがんばれって言うんだ」

と考えてしまうという理論は否定しません。

 

これを普通の状態の人に置き換えるとどうでしょう。

例えば、好意にしている人から「がんばれ」と言われれば、

「そんなこと分かってる」とは考えず「ありがとう」と自然に言葉が出てきませんか。

逆に嫌いな人からそう言われても「大きなお世話」と思ってしまいます。

 

これと同じことです。

要は、その方との今までの付き合いがどうだったかにかかわりますので、

これといって気を使う必要性はありません。

 

今まで、元気な時はその患者に厳しくあたってきた人が

「大丈夫?」なんて声をかけてきた日には、逆に患者は不審に思い混乱してしまいます。

余計な考え事が増えるだけです。

やっぱり自然に振舞うのが1番なのです。

 

しかし、注意すべき点もあります。

実際、うつ病初期には本人も信じられないほど無気力で、体を動かすことができません。

それというのも、頭が「今は休め」と、どんな生きる活動よりも優先して命令をしているからです。

もうこれは、本能ですので意思でどうこうすることはできません。

この状態のときだけが注意が必要です。

 

この場面で、本人を無理やり動かそうとしたり、口うるさく罵倒したりしてしまうと、

本人の症状は悪化する可能性があります。

本人は動きたくとも動けない状態です。

それを認め、しばらくは様子を見るということがとても重要な行為となります。

 

その後、本人が動き始めてもしばらくは放置してあげて

(好きなことをやらせてあげる。放って置くというわけではない)、

少しずつ声をかけたり、時にはちょと厳しいことを言ったりして

徐々にいつもの日常生活に戻してあげることが、早期の回復には必要なことです。


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