同じうつ病でも人によって接し方は変わる

うつ病で精神的に落ち込んでいるとは言っても、元の性格も症状も人によって異なります。

なので、当然厳密には一人一人対応は異なるでしょう。

しかし、ある程度共通する部分はあります。

 

何が原因でうつ病になるかというと、現代社会においては

人間関係や仕事や金銭的な問題、他には恋愛問題などです。

そして、それぞれの項目に対して本人なりの理想形態があり、

理想と現実のギャップで苦しむからこそうつ病になっています。

 

そういうことなので、一番良くないのはプレッシャーを与えることです。

「頑張れ」は当然掛けるべき言葉ではありません。

さすがにそのようなことを言う人は少数派でしょうが、

「ゆっくりでもいいから少しづつ改善していこう」のようなことは案外言ってしまっているかもしれません。

 

しかし、ゆっくりでも早くてもうつ病の人からすれば改善する必要性そのものがプレッシャーになります。

わかっていても理想に近づけないことがうつ病のきっかけになっているので、

現状から変わること自体がストレスでプレッシャーになるのです。

 

もちろん本人も現状から脱する必要があり、そのための努力をしようとはします。

仮に現状になんの問題もないと思っているのであれば、それはうつ病ではないでしょう。

現状の問題は誰よりも意識しており、

そして、早くてもゆっくりでも変わっていかなければならないと思っています。

なので、周囲がゆっくりでもいいから改善しようと言う必要はありません。

 

そもそもうつ病の話や問題の核心には触れない方が良いです。

一見気遣っているように見えるかもしれませんが、

実際はそれすらもプレッシャーやストレスになってしまうでしょう。

本人が意識していても改善できない問題には、周囲も触れないのがベストなのです。

 

ただし、その助言者が具体的に解決できるのであれば話は別です。

たとえば、仕事が原因で苦しんでいる人に対して、自分の職場を紹介したり、

または金銭的に苦しんでいる人に対して金銭的な援助ができたりするということです。

これは直接的に問題を解決するので良いのですが、それができないのであれば口出しするだけ無駄でしょう。

 

結局のところ、それは本人の負担が増えるだけでなんの解決にもなっていません。

助言や励ましではない具体的な援助以外は何も言わない方が良いです。

 

このようなことはもちろんうつ病の人によっても変わってくるでしょうが、

基本原理はこの通りです。

あとはその人の思考がわかるのであれば、それに合わせます。

間違えても一方的に押し付けるような言動は控えることです。


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