うつ病の方に対する接し方

日本では、100人に3~7人の割合でうつ病を経験した人がいる

と厚生労働省の調査で結果が出たことがあります。

意外に、身近な病気といえます。

 

うつ病になっている人は、がんばろうと思っているのに力がでない状態だと表現されます。

よく「ガンバレ」と励ます人がいますが、逆効果です。

何故なら、心の面では憂鬱で悪い事ばかり頭にうかんでしまったり、

「もうだめだ」とマイナス思考が常に続いたり、

「周りに迷惑をかけている」と自責の念が止まらなかったりして、

日常場面でもイライラしたり、焦りが止まらなくなったりしたりするからです。

 

意欲的にも、今まで楽しめていたことですら面倒になってしまい、興味がわかなかったり、

思考面でも、同じことばかり考えて考えがぐるぐるまとまらなかったり、

集中して物事が考えられなかったりします。

 

集中力がおちて、物事を忘れたりミスをすることが多くなりやすかったりするので、

その面で注意をすると余計に症状が悪化したり、自信喪失と繋がったりすることもあると思います。

 

とにかく気持ちが塞ぎ込んでしまい、

「どうして自分がこうなってしまったのだろう」

と自分自身を追い詰め精神的に非常に辛い症状が続くこともあります。

そして、励まされば励まされるほど「なぜできないのだろう」と思うのも症状で、

ジレンマが心にうずき、自責の念にとらわれることもあります。

 

 


<接し方の注意点>

励まして聞いてもらうより、患者さんの話をよく聞いて、温かく静観することが重要と言えると思います。

なぜなら、前述したとおり、この病気を発症したひとは、「頑張りたくても頑張れない」のが症状です。

そんなときに「ガンバレ」と言われるとどうなるかといいますと、

「もっと頑張らなければいけない」と焦りが出始め、結果、自分の首をしめることになります。

 

「~したらどう?」という問いかけも、この病気にかかったひとは集中力や決断力がないため、

無理に決断してしまうことになり、結果、悪い結果になることに違いないのです。

 

外出や運動もそうです。

健康のためとはいっても、この病気は脳神経細胞の異常による病気です。

無理に事を進めると、余計に悪化するに違いありません。

生活上でやらなければいけないことも、分担して減らしてあげるなどをすると

ゆっくりすることができ効果がいいと思います。

 

この病気をもつ患者さんと関わりを持った人は、せかしたり、追い込んだり、無理に励ましたりせず、

注意深く接しながら、患者さんのペースで合わせて接してあげるとよいです。


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