うつ病の家族への対応マニュアル

大切な家族、友人、会社の仲間がうつ病になってしまった。

でも、自分が「どう接してあげればいいのか」わからない・・・

 

うつ病が増え続けている今の時代、

同じように、うつ病の人への接し方で悩む人も増えています。

 

うつ病患者本人に向けた書籍や情報が数多く販売されているのは、

それだけうつ病という病気が増えてきているという証拠です。

しかし、周りの家族や友人、会社の同僚・上司などに向けた
【うつ病の人への接し方マニュアル】
のような物はまだまだ少ないのが現状です。

 

私自身、うつ病だった経験があり、家族や友人、会社の上司や同僚に、

迷惑をかけていると頭ではわかっていても、

うつ病であるが故の「どうしようもない気持ち」で

がんじがらめになっている時期がありました。

 

私がうつ病になった時、最初、家族や友だちは

「みんな落ち込む事はあるよ!」

「頑張って!」

などと励ましてくれました。

 

しかし、その励ましは、私にとってはとても苦痛で、

「みんなそうなのに、こんなに落ち込んでいる私はダメな人間だ。」

「頑張っていない自分が悪いんだ。」

と自分を責める方に気持ちがいきました。

 

毎日落ち込み、不安で涙が止まらない私に、母は

「何が不安なの?」

「どうして落ち込んでいるの?理由は?」

「なんで泣いているの?」

とよく質問してきました。

しかし、私は毎回「分からない」としか答える事しかできませんでした。

 

うつ病になった人の中には、何か大きな原因があってなる人と、

小さい事が積み重なり一気に爆発する人がいるのではないかと思います。

 

私は後者の方で、遡れば保育園時代から積み重なったものが大人になって爆発したのだと思います。

毎日、落ち込む私を見て、母もだんだん落ち込みだしていきました。

それを見ているのは、とても辛かったです。

 

「私は母に辛い思いをさせているんだ。私なんかいなければ・・・」

と消えてしまいたい願望で頭がいっぱいでした。

 

 

そんなある日、母が「辛かったね。」と言ってきたのです。

その言葉が私の心にスッと入ってきて、少し気持ちが軽くなったのを今でも覚えています。

 

他にも、「今日は調子がいい日ね!お母さんも嬉しい!」

「今日は調子が悪いのね。分かった!」

など、励ますのではなく、現状を受け入れる言葉を言ってくれたのです。

 

また、母は異常に明るく接してくれました。

そんな母を見ているとこちらまで気持ちが明るくなるようでした。

そして同時に、一緒に苦しんでくれていた母も「うつ病の呪縛」から解放されたのです。

 

 

うつ病患者本人が苦しいのは当然です。

しかし、周りで支えている家族も同じように苦しんでいることは、あまり知られていません。

 

・「生活していけるのだろうか」という不安

・終わることのない関わりへの疲れ

・いくら一生懸命関わっても良くならない苛立ち

・八つ当たりされ、攻撃される悲しさ

・自分は何の役にも立てないという無力感

 

こうした気持ちを抱き続けていると家族は、

「一刻も早く治って欲しい」という気持ちが強まり、焦ってしまいます。

その焦りを、患者本人にぶつけてしまうこともあるでしょう。

 

しかし、うつ病に焦りは禁物なのです。

焦れば焦るほど、完治するまでに時間がかかると考えてください。

 

そんな状況で、母が私に言ってくれた言葉は、

①私が弱音を吐いたときには、励ましたりしないで、

「そっかぁ、そういう気持ちなんだね」と返してくれた。

 

②そして、私の気持ちを汲み取って、「それは辛かったね」と返してくれた。

 

たったこれだけのことです。

それでも、当時の私にとっては、「受け入れられている」と感じられ、

とても救われる言葉だったのです。

 

 

 

後日、気分が落ち着いている時に聞いてみました。

「どうして、急に私への態度が、優しくなったの?」と。

 

すると、母は、

「うつ病を治すためには、もっと病気のことを知らなければいけないと思った。」

「そして、うつ病と長く付き合っていくために、私自身の考え方を変えなければならないと思った。」

と語ってくれました。

そのための具体的な行動の方法がある本で紹介されていたとも。

 

母はその本を読んでから、

「もっと早く読んでいればあなたへの接し方が変わっていたのに」

と感じたそうです。

 

この本はうつ病の患者を支える周りの人たちに役立つアイテムです。

実際、うつ病を治すには、「治すような方向」に持っていくより、

周りで支えている人たちが「うつ病患者への対応を学ぶ」ことで改善に進んでいくことが多いです。

 

そうでないと、うつ病患者本人よりも先に、支えている人たちの方が精神的に病んでしまい、

共倒れになってしまうからです。

 

うつ病患者への正しい対応・接し方を行うことで、周りに心を開いていき回復が早まっていきます。

逆に「治そう」という態度で接すると、かえって回復を遅らせたりするのです。

 

 

この書籍のポイントは、うつ病患者への具体的な対話法だけではなく、

「周りの家族自身が感じている、否定的な感情への対処法が記載されている」ことです。

うつ病の患者を支えていくために、周りの人が潰れないようにすることが一番重要なのです。

 

 

また、この書籍の購入者特典として、購入者専用サークルでのサポートや

無料でのメールカウンセリングも行なっています。

そこで、20年以上、心理カウンセラーをされている先生に色々と相談できたことも、

うつ病という病気の理解に大きく関わったと、母は言っていました。

そんな私達家族を救ってくれた書籍の詳細は以下になります。


うつ病対応マニュアル

 

 

うつ病の家族への対応マニュアルを購入した方のほかの意見では、

毎日つらい日々が続いて、患者と共倒れにならないかが懸念されていましたが、

具体的な対応方法など主治医に聞いてもわからないこともあったそうです。

 

それもそのはず、うつ病患者の症状は人によってそれぞれ違うため、

対応も人それぞれ違うものになっているためです。

 

しかし、「うつ病の家族への対応マニュアル」には具体的な対応が書いてあり、筆者のフォローもあります。

これで興味を持った方は是非試してみる価値はあると思います。

現在苦しんでいるうつ病を患者・周囲の人、全員で克服することによって

以前より仲が深まり、相手の気持ちを察したコミニュケーションができるようになっているでしょう。

 

私がうつ病で苦しんでいる時に、このマニュアルを探してくれた母に、私は今でも感謝し続けています。

そして、同じように、うつ病を抱える家族が救われるように、

このマニュアルを紹介したいと思いました。

 

今後もし、私の家族や、友人にうつ病の人がいたら、

私は、自分の経験を踏まえて、次のように接すると思います。

 

まず、励まさず、ひたすら話を聞く

うつになった原因がある人は、その原因を話すでしょうし、

分からない人は「分からないけど涙が出るの」と話すと思います。

そして、話を聞いたあとは受け入れる。

 

私の母がしたように、

「そうだったの。辛かったね。」「よく頑張ったね。」

「調子が悪いのね、そういう日もあるよ!」

という言葉をかけるだけでも気持ちが軽くなります。

 

そして、対策をします。

本人が病院に行きたいというのであれば、病院に連れて行き、

病院に行きたくないと言うのであれば別な方法を考えます。

 

うつ病とは心の風邪みたいなものなので、うつ病と聞いても避けないで欲しいです。

風邪をひいた時に風邪薬を飲むように、うつになった時も薬を飲みます。

しかし、一番の薬は、人からの温かい言葉、受け入れの言葉なのです。

 


うつ病対応マニュアル