私がうつ病の時にしてもらいたかったこと

自分がうつ病を経験して、寛解へ向かっている今、

冷静になって考えてみるとあの時にこうしてもらいたかったこと、

自分はこうすればよかった、を振り返る余裕が持てるようになりました。

私がしてもらいたかったことは、色々ありましたが、

特に次の4つが満たされていたらもっと過ごしやすく、

うつになることはなかったかもしれないと思います。

 

 


1つ目は「あたたかい無視」

これは、私が話している時にしっかり答えてくれ、話せないときはそっとして欲しいと言うことです。

我侭にも思われてしまうかもしれません、酷いときは簡単な問いかけにも答えることが出来ませんでした。

そんな状態で、「どうしたの」「何かあったの」「私達が何かした」

など色々言われてしまうとパニックになってしまいます。

色々と声をかけ、心配してくれているのは凄く伝わりましたが、

なんて答えて良いのかわからない状態で周りを傷付けないように、

嫌な思いをさせないような、上手い答えが出来ずに苦しくなってしまいました。

 

黙っていることしか出来なくなり、それを見た周りの人達が

「何も答えてくれないし、変な人」というイメージがつき避けられてしまったり、

私が話かけても無視したり、そっけない返事で冷たかったのが悲しかったです。

あれこれ言いたい気持ちは分かります。

しかし、答えられなくても仕方ないっていう気持ちを持って欲しかったと思います。

 

 

2つ目は「仕事の段取りを具体的に説明して欲しい」

仕事の手順を自分で考えたり、仕事の進め方やこれまで出来たことに対しても

時間がかかってしまったりできなくなってしまいました。

なんでできないのかと自分を凄く責めました。

自分で考えて行動するパワーを無くしてしまっている状態でした。

 

そこで、仕事の手順や流れを具体的に分かりやすく表や紙にまとめて渡してくれた先輩がいました。

今日はこれをやって、これが終わったらこれをやって、

全部終わったらマニュアルを作ったり掃除をしてといった感じで1日のスケジュールを立ててくれ、

仕事がしやすくなりました。

ちゃんと自分に仕事があるんだという安心感もあり、ありがたく思いました。

こんな感じで、適当にやっておいてという指示が苦痛だったので、

具体的に何をしたら良いのかそれが終わったら何をすればいいのかを指示してもらえると本当に助かります。

その業務を1つ1つこなせるようになると、少しずつ自信にも繋がります。

 

 

3つ目は「通院等で勤怠が崩れてしまう事があるのを理解してもらう」

定期的に通院をしていますので、月に何度か遅刻したり早退したり、時には1日休みをもらうこともあります。

通院の日が分かったら、グループの方に早目に報告することで安心を得ます。

こういうことが今後も続くことを了承してもらえることで、

他の人が別の理由で休むときに気持ちに余裕を持って承諾することができ、

お互い休みやすい環境が作りやすくなるかなと思います。

 

以前、直前に通院で休みたいと言ってしまったことがあり、

丁度別の人が同じ日に休みを入れていてパニックになってしまい、

慌てて通院を取り消ししてしまったことがあり、

通院のスケジュールが崩れてしまい薬が途中でなくなってしまい、

体調を崩してしまい、かえって休みが続いてしまいました。

柔軟に対応できなくなってしまっていたので、気持ちに余裕を持てるよう、

自分から事情を説明することで治療に向き合うことができます。

 

 

4つ目は「風通しの良い雰囲気」

昔から根づいてる環境を変えることは難しいですが、

挨拶が返ってくる、私語があまり多くなく(静かすぎるのはかえって緊張してしまう)

集中して仕事に取り組める環境が、風通しの良い環境であると思っています。

喋りながら仕事をするような器用なことはできないので、1つのことをやるのが精一杯で、

あれこれ手をつけられるような状態ではありません。

仕事に全神経を集中させて取り組まないといけないので、とてもエネルギーがいります。

その為、どうしても周りが見えなくなってしまいます。

それが「変わっている人」の印象がつき、協調性の無い人と思われてしまい、

話の輪に入ることが出来ず孤立してしまっていました。

 

話したくないのではなく、仕事しながらしゃべるのが少し苦手なので、話に入れないことがあるかもしれません。

無視したり、避けているのではなく、そういうときも耳を傾けるようにします。

という事を了承してもらい少し自分の事をさらけ出して、理解してもらえたら安心して働くことができます。

どうしても、雑談が気になってしまうときに、いきなり注意をしてしまうと

かえって角が立ってしまうと思いますので席を外して外の空気を吸って気持ちを落ち着かせたり、

少し離れた場所の掃除をしたり整理整頓したり、別のことをして気を紛らわせます。

 

本当にしんどいときは上司や周りに相談できる人がいると尚理想的です。

挨拶をしたら返ってくることも、当たり前のことのように思いますが、凄く安心します。

明らかに目が合っているのに挨拶もしてもらえないのは凄く傷付きます、

忙しくて挨拶できなかったのかなと思うことが出来なくて、自分のことが嫌いなんだ、

だから挨拶してくれないんだと思い込んでしまいます。

会釈だけでもいいので、挨拶をしてくれたら嬉しいです。

 

 

以上の4点を踏まえて、全体を通して何よりも重要だと思ったのは

自分の気持ちを素直にちゃんと伝えることです。

自分の気持ちを押し殺した状態で毎日仕事をしていました。とても苦しかったです。

思っていることを言えずに誤解されてしまったり、トラブルになったこともありました。

自分の意見や気持ちを相手に伝えることの大切さだったり、必要だということを再認識できました。

なかなか、難しい課題ではありますが、1つ1つずつ出来ることを増やして自分の殻を破っていけたらと思います。

うつ病を理解してくれる人が今よりももっと増えることを心から願っています。



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