心の中では精いっぱい頑張っている

随分長く薬を飲みました。

うつと診断されたのが34歳でしたから、20年以上になります。

 

私の病気は双極性障害です。

うつ病相がかなり長く続いたために、そうの病相の発見が遅れました。

私自身の闘病もうつとの戦いでした。

私がうつに陥る時は、心理的な前兆はありませんでした。

あったとすれば仕事が大変だった後にうつに陥っていました。

疲労うつというようなものでした。

 

特徴は朝起きようとします。

心の中では顔を洗って髭を剃って、食事をして着替えてという風に動いているのです。

ただ体は全く動かず、鉛のように思いからだと心が布団に横たわっていました。

職場にやっと電話をします。今日は体調が悪いので休むと。

一日中寝ています。食事はしますが後はずっと寝ています。

それが一週間続いてやっと少し気分が良くなってくるのです。

 

家族がすすめなかったら病院に入っていなかったと思います。

妻は少し元気が出た私を見て、初めの頃は気分転換が必要だろうと、温泉などにさそっていました。

妻を責めるつもりは毛頭ありませんが、この一週間目の外出でまた疲労感が増すのです。

 

ある本に書いてありました。このような意味の内容でした。

「うつの人に、がんばれと言うのは、深い穴から飛び上がって、このハードルを飛ぶんだ」

と言っているようなものだと。

私にはこの言葉が実感できました。

うつでない人にはなかなか実感できないかもしれません。

 

私は思います。早めの診断を受けて服薬するのは大事だと。

家族も、とにかく今は休む時なんだと割り切っていただきたいと思います。

うつは脳の機能不全の状態とも言えるでしょう。

脳の神経伝達物質のセロトニンが極端に減っているのですから。

これを増やすには服薬と休養しかありません。

私のように中途半端に休んだり仕事をしたりしていると、再発を繰り返してしまいます。

家族にも心配をかけるようになってしまいます。休むことが大事なのです。

 

先に書いたように双極性障害だと医師が診断したのは、

私が寝ないで短歌を作り続け、短期間に数千の短歌を作りそれを医師に自慢したからです。

長い期間私と付き合ってきた主治医が持っていた疑問が今になって分かります。

うつの慢性化を起こしていた理由を。

私はうつではなく双極性障害のⅡ型だったのです。

このように心の病気と言われる症状は様々です。

 

今言えることはやはり専門医を受診し、服薬することです。

そして周りの人は、今は大変かもしれないけれどきっと全部うまくいくんだと思う事が大切だと思います。



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