仕事がきっかけでうつになりました

私のうつ体験をお話しします。

きっかけは会社の後輩教育でなやんだことと、

新規案件に携わるうちに己の力不足を感じ打ちのめされたことたこと。

 

「うつ体験」のきっかけとしてはオーソドックスな「仕事の悩み」です。

しかし当時、残業が多い過労状態だったわけではありません。

うつ状態に入る前から上司や同僚が「仕事の内容が重すぎる」と判断をしてくれ、

どうしても解決しなければいけないことが発生した場合を除き残業はほぼ無し。

とても恵まれた中での発症でした。

 

会社を長期に休むようになった最初の日は、今でも思い出せます。

目が覚めたと同時に、ベッドと一体化してしまったのかとおもうほど身体が重くて寝返りがうてない状態でした。

頭も動かない状態でしたがそんな中でも時計だけは目で追っていて、

刻々と始業時間が迫る中「会社に連絡しないと」と、動かない手をなんとかスマホに伸ばして休む旨を入電。

 

心が「もう逃げたい、寝てすべてを忘れてしまいたい、休みたい」と叫ぶ中、

頭では「何が起こったのかわからないけれど、これは心身症かもしれない。

はやく手をうたなければ迷惑をかけることになる」と考えていました。

 

あの時、私のラッキーだったのは主治医が精神科の専門医だったこと。

もともと脳神経系の軽い持病があり検査のため定期通院をしていました。

電話一本で専門医に予約ができる環境だったのが幸いし、すぐに予約を取り付け外来へ。

 

「運が良かった」というのは、

まず内科でいくつか検査→考えられる病気を否定してから心療内科を勧められる

→心療内科に予約を入れるにもどこも初診は一か月待ちということが多く、

その間に症状や勤め先との関係が悪化してしまうケースが多いからです。

これは他の人がうつになった時に何度か目の当たりにしており、

深刻化する一因かもしれないと感じていました。

 

とにかく駆け込みめる病院が確保できたのでタクシーで医師のところへ。

先生には素直に今の状態を話し、最短で復帰できるプランを相談しました。

 

その結果、睡眠導入剤と安定剤の処方、

生活指導を受けて「2カ月の休養を要す」の診断書を書いてもらいました。

そして病院の前から会社にもういちど入電、

上司へ「取り急ぎ2カ月休養の指示が出たので、詳しいことはメールで送ります。」と連絡、

手続きなどで1週間程度人事とやり取りをしたのち、休職しました。

 

残業が多かったわけでもなく、上司同僚の理解がある職場でしたが、

それでも仕事がきっかけで発症しました。

 

休職中、気力のある時に関連本を多く読みましたが、

うつは「仕事が好き」「やりがいのある環境でがんばる自分が好き」

という人でも急になる病気と書かれていました。

まさに、それを体感した出来事です。



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