すべてのうつの人へ、そしてご家族様へ

わたしがうつ病と診断されたのは、今から約4年前のことです。

当時わたしはアパレル販売の店長を務めていました。

あの頃、身の周りに起こるすべてのことがわたしに重くのしかかってきたように思います。

 

東日本大震災が日本を襲い、連日報道される被害の映像。

計画節電のため真っ暗な街中。買い溜めにより水も、米も置いていないスーパー。

 

追い討ちをかけたのは副社長が全体会議にて発言した言葉、

「地震のおかげでうちの事業は上向きました」・・・。

そうかもしれない、そうかもしれないけど・・・

わたしの住む新潟市は福島県からのお客様も多くいらっしゃったんです。

とても他人事のように感じることができなくて、副社長のあの言葉が許せなかった。

大人だったら聞き流せよ、と思われてしまいそうですが、30歳目前にした今でも、

あの発言を思い出すと本当に憎たらしいです。

 

そんな中、立て続けに癌で友人を亡くし、その直後に元恋人が原因不明の病で逝去してしまいました。

「なんで・・・なんで・・・」

答えのない問いかけを毎日続けるようになってしまいました。

ついには、わたしがいたから周りが不幸になったんだ、本当に死ぬべきはわたしだったんだ・・・。

とまで考えるようになりました。

 

仕事は手につかず、受注ミスを連発。

長年苦楽を共にしたスタッフから罵倒され、冷たい目で見られる毎日。

吐き気が止まらず、出勤しても、息苦しい。

突然泣き出してしまうことも多々ありました。

「わたしは要らない人間なんだ、死んでしまおう」という考えになってしまったんですね。

 

仕事は即日ドクターストップ。車の運転も禁止。アパートで一人でいることも禁止。

すぐさま親がアパートを解約し実家に強制送還。

 

処方された薬は6~8錠、毎食後。

あの薬はなぜかかなり眠くなるのです。

精神は安定せず、突然怒鳴りだしたり、子供のように泣き出すんです。

わたしと会った人は必ず不幸になる、そんな考えに侵されたわたしは

外出することもなく友達のメールも返すことはできず。

 

引きこもっていたわたしに、手を差し伸べてくれたのは父でした。

もともと自営業で飲食店及び居酒屋を営んでいた父がカラオケ機器のレンタルをしてくれたんですね。

わたしの昔からの趣味は音楽で、ボーカルをしていたので歌うことは大好きでした。

最初は両親の「一緒に歌おうよ」という言葉も煩わしくて・・・。

 

しかし根気よくわたしを待ってくれて、さりげなく励ましてくれたのはまぎれもなく両親、家族です。

その後わたしはカラオケの力で(!?)徐々に自分の生活を取り戻してきました。

今は元気にライターの仕事をがんばっています!

パートナーもできて、あの時死ななくてよかったなあ…と心の底から思える日々を過ごしています。

 

うつの人との接し方で気をつけて頂きたいのは

「根気強く待ってあげること」

「もう無理だ・・・という言葉に説教、助言をしない。できる限り同調してあげること」

「わたしはあなたの味方だよ、と言い続けてあげること」

「なるべくひとりにさせない事」

だと思います。

 

実際、身近な人のその行動は、医者のどんなにいい薬よりも効き目があります。

人によって治療期間は異なると思いますが、必ず症状は回復します!

そして、前よりも強く、輝く人になれます。

諦めないで!


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