うつ病よりも理解されづらい「双極性障害(躁うつ病)」

私は中学、高校とかなり陰惨ないじめを受けてきたため、

どちらかと言えば通常のうつ状態になることの方が多かったのですが、

大学に入り、誰とももめず楽しく生活するようになってから躁鬱状態が始まりました。

 

 


[楽しい状態が苦しい…躁状態の自覚]

楽しいには楽しいのですが妙なハイテンション状態で目の周りがチカチカし、

過呼吸になることもしばしばありました。

家に帰るとひどい鬱状態がおこり「どうせ私なんか元気がなかったら嫌われるんだ。」

と泣いてばかりになりました。

 

はた目からは楽しそうに見えるので途中までは病気とは思われなかったのですが、

だんだんとハイテンションへのなり方が急激かつ異常で、

時折遠くを見つめて燃え尽きたかのようにぐったりしていることが続いていたそうです。

 

私自身は毎日酒に酔ったような気分と自殺したい衝動が交互に来るようになり

通学もままならない状態になっていました。

 

当時大学で見てもらっていたスクールカウンセラーの方の勧めもあり、

友人に連れられて精神科に行って、その後通い続けて「双極性障害」であることが判明しました。

 

 

[言葉で説明しづらい辛さ]

一番悩んでしまったのは病気の症状そのものよりも病状の説明でした。

鬱状態は昨今一般に多く知られるようになりましたが躁状態というのは見た目にも分かりづらく、

こちらもなんといっていいのかわかりません。

「元気がない時とある時を繰り返す病気」

とざっくり説明してしまうと病気に理解の無い人は

「それは普通の人間なのでは?」と判断してしまいます。

 

ハイテンションにいったんなってしまうと買い物をし過ぎてしまったり長い時間遊びつづけたり、

さらには呼吸が苦しくなったり、急に号泣してしまったり

最終的には自傷と外に出るのも困難になってしまうこともしばしばありました。

 

現在は結婚しているのですが夫も症状を把握するのに3年の歳月をかけていました。

 

 

[投薬以外の解決策]

改善策としてはハイテンションの種に近寄らないことでした。

どんなに遊びたくても夕方までには帰り、家で落ち着く時間を作りました。

集まってバカ騒ぎ飲み会が好きな友人とは会わないようにアドレス消去。

病気の理解のある人とランチだけなど楽しいことのセーブを心がけました。

たくさんしてしまいがちな買い物はリストを作ったり回数を減らしてよい物を買う訓練をしました。

 

また、自律神経の問題は天候に影響されるので夫と天気予報を見ながら

一週間の予定を立てたりとあわてることの無いように準備をしました。

最初の方は投薬しか自分の状態を抑えることが出来なかったのですが、

最近は工夫して躁状態にならないように自分で持っていけるようになりました。

 

現在は投薬かなり少なくなり寝る前のみになりました。

カウンセリングも続けながら子育てをして生活しています。


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