鬱病の友達の前では出来ない話題

私の数少ない友達の中でずっと気になっている友達がいます。

高校の同級生なので今は同じ30代半ばです。

 

その子は大学卒業後勤め始めて数年で鬱病になり、

一時期良くなったりした時期も何回かありますが、今でも鬱病を患っています。

 

高校時代、凄く仲良しこよしだったわけではありませんが、

進学校の女子校でちょうど同じぐらいの学力で、

クラスだけでなく、長い通学時間のほとんどを、3年間ずっと一緒だったので、

友達兼一番のライバルでした。

 

私もその子も第一希望の国立大学には受からず、

滑り止めの別々の私立大学に入学しました。

大学中も学校は別々でしたが、定期的には会っていましたし、

目標とする受験からも解放されたので、普通の友達として何のわだかまりも無く仲良くしていました。

でも、大学卒業して数年でその子は鬱病になってしまいました。

 

大手の保険会社に入社し、きちんと勤めていたのに、

ある日突然起き上がれなくなり、休職し、復職しては休職、

復職しては休職を何年か繰り返し、最後は退職しました。

 

数年間は家で療養していたようですが、30歳過ぎて別の会社に就職しました。

そこでも体調的にはギリギリのようで、間で休職したりもしているようです。

 

最初の保険会社で、仕事に馴染めなかったわけでも、

先輩や上司から苛められたわけでも無さそうでした。

 

ただ、私はその子のお母さんがとても冷たい人というイメージが高校生の時からありました。

参観日などで会った時もそういう印象を受けましたし、

その子の話しからも冷たいイメージが感じられました。

 

その子には2歳上のお兄ちゃんがいましたが、とても優秀な人で

関西1の国立大学に入り、卒業後はストレートで弁護士になりました。

その子の家ではそれが当たり前のような空気があったように思います。

その子もとても優秀な子で、勉強面だけでなく生活面などでも優等生タイプだったと思います。

でも、その子の家の基準からすると劣っていたのだと思います。

 

その子が鬱病になり会社を休職したり復職したりを繰り返している間に、

私も、高校時代の同じグループの他の友達もみんな結婚し出産をしていきました。

久しぶりに会うと、「旦那がどうのこうの」「家を買うか買わないか」

「旦那のお母さんが…」といった話題に変わっていきました。

みんなはその子がいる前でも普通にそのような話題をしていました。

でも私は出来ませんでした。

 

みんないわく、「わざわざ普段と話題を変えるのも、腫れ物に触っているみたいで嫌じゃない?」と。

でも私はその子が本当は鬱病にならず、普通にある程度の年までOLをして普通に結婚して、

普通にお母さんになりたかったのを知っています。

 

結婚も出産も元々から興味が無い人も今の時代はいると思います。

でも、その子は昔からのパターンである、就職→結婚→出産を強く希望しているのです。

 

少し体調が良い時にその子から連絡があり、一度だけ2人で会った事がありました。

その時、「本当は結婚したいけど病気になってしまって、

自分の事だけでもいっぱいいっぱいだから無理だわ」とぼやいていました。

 

私だって「昔の良きライバルであるその子が幸せに結婚してお母さんになって欲しい」と願っています。

でも現実は私がどうこうする事が出来ません。

ただ心で願う事しか出来ません。

なので腫れ物に触るように思われるかもしれませんが、

その子の前で家庭の事、子供の事などをズゲズゲ話す事は私には出来ません。


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