私の友人K君がうつ病になり接した際の対応

私の友達でK君と言う者がおります。

中学から現在までずっと知り合った友達です。

 

彼は2年前にうつ病を発症し大変でした。

今は社会復帰しアルバイトですが生き生きと仕事をしています。

その時に彼と接し対応し色々と手を突くし対応した事が活かされればいいなと思っております。

 

K君は高校を卒業後、教材の営業の会社で働いていました。

学校各地に営業し色々と努力しておりました。

ですが、大手の会社と競ったり有限会社の会社がなかなか給料を上げてくれずに、

やがて土日休みでも返上での出勤。

しまいには残業代のピンはね、ボーナスの突然のカット。

先輩社員のイビリもあり耐えましたが辞めました。

 

その後、ハローワークで冷蔵庫の関係の工場に勤務が直ぐ決まり頑張ってましたが、

過剰なロットの供給で深夜までの残業。

(残業代はでない。サービスだったそうです。)

いつの間にか仕事の規模も縮小と粛々とリストラが進みました。

K君はデータの入力やロットの修正で重宝され頑張っていましたが、

その努力も空しく工場は突然の倒産になりました。

 

しばらく雇用保険で生きてましたが、それが切れた2年前。

K君はうつ病を発症してしまいました。

 

ハローワークに行っても仕事が見つからなく自暴自棄になりました。

貯めていたお金を使って北海道や東京等様々な場所に行きました。

メイド喫茶や風俗等湯水のごとくお金を使いあっという間に消えました。

 

しかも彼は車好きでした。

スポーツカーに乗ってましたが、家の前の電柱にぶつかり車もグチャグチャに。

家の前を通る女子高生にナンパして嫌がられている所を警察官に見つかり指導されて

頭にきて家の中のPCを部屋から投げつけて道路に落としたりもう無茶苦茶な荒れっぷりでした。

 

K君の親もなだめましたが言うことを聞かず、GWに入る前に夜、

K君はぶつぶつ不満を言いながら部屋に縄を掛けて首つりしようとしました。

ご両親はそれを見つけて止めて医者に連れて行ったらうつ病と診断されました。

 

それから薬を飲みながら部屋から出ない引きこもり生活になりました。

 

私や他の友人は、K君のご両親から連絡を頂き、

「手におえないし話も聞いてくれない。協力してくれないか。」

と言われ応じて彼の部屋に行きました。

 

優しく呼びかけるとK君の部屋のドアが開き私達を招き入れてくれました。

部屋に入り驚愕ししばらく言葉が出ませんでした。

カップラーメンやお菓子の食べ終わった後の容器や袋が床に散乱し部屋が汚かったです。

K君も風呂に入らず体から悪臭がしてました。

それだけならいいのですが、ベランダから大小をしていたのでその匂いもきつくて正直吐きそうでした。

 

K君も目がうつろでしかも痩せていたのが激太りで太ってました。

腹も凹んでいたのに三段腹になり髪の毛も薄くなってました。

正直ショックでどう対応したらいいのか困りました。

あまりの変化に。

 

うつ病がここまで人をおかしく壊すのか恐怖しました。

ですが、K君は私が結婚するときに相談しアドバイスしてくれたり、色々今まで気にかけてくれた人でした。

以前の元気で明るい彼に戻ってほしい…。

 

そんな願いで心に秘め覚悟を決めて彼と向かい合いました。

その際に自分から話さず、「どうしたの?調子はどう?」とまず聞きました。

するとK君は次第に自分の事を話しました。

とにかく彼を見てじっと話を聞いてました。

笑顔を浮かべただ聞き役に回ってました。

彼の話を否定したり、異論を言っても、

かえってK君のプライドや思いを無駄に傷つけてしまうと思いましたので聞きました。

 

それが30分くらい続いたらちょっとすっきりした表情になりました。

その日はそれで帰りました。

ただ、去る際に「また一週間後に顔だすよ。その時部屋俺も綺麗にするの手伝うから。」

と言ったらとても嬉しそうでした。

 

仲間とも話しましたが、「とにかく受け身でいよう。

安易に大丈夫とか元気出しては本人にプレッシャー掛かるからタブーにしよう。」

と決めました。

 

次の週に行くと、K君と話せるくらいのスペースとベランダの糞尿が綺麗になり少しは臭いも改善されました。

本人の口からも「今後どうしたらいいのかわからない。でもまた仕事したいんだ。」とちょっと前向きな発言。

私はいいんじゃないかと言って彼の今後の話を聞きました。

 

それから仕事で毎週は無理でしたが2週間に1回は行くようにしました。

部屋もだいぶ綺麗になり、夏くらいには以前の部屋の8割の綺麗さに戻りました。

ちょっと薬を飲む量も減り、許可も下り、外出し近くを歩いたり、軽くファミレスに行って食事したりしました。

 

「アルコールが飲みたい。」とよく言ってました。

ですが、お医者さまからの禁止をご両親から聞いていたので、

「仕事決まってから体調回復してから飲もうよ。俺達もそれまで待つからさ。」

とオブラートに話を包んで説得し防ぎました。

その甲斐あってか一年後に薬も毎日でなくなりました。

 

K君は太った身体を改善するために朝走ったりできるようになりました。

次第に明るく健康を取り戻し、ついに近所の清掃会社の方から声が掛かって

アルバイトを2時間ですることになりました。

 

それから現在。

彼は薬もパニックになりそうな時に飲む以外飲まずに済みました。

仕事ぶりも認められアルバイトのフルタイムで仕事できるようになりました。

大学で清掃したり、病院に行ったり汗を流して仕事しています。

車に乗るのもOKになり、来月安い車を買う予定だそうです。

 

そこに行くまでご両親が金銭面で病院のお金を出したりして負担がだいぶあり大変みたいでした。

 

今、K君が元気になって安心しています。

友達がうつ病になりましたが、私自身近づかないとか構わないとか

とにかく色眼鏡で見ない判断しないようにしていました。

その人間全てを否定してしまいますし、やはり友達ですのでほっておけませんでした。

できる限りのことはしたいと思っていたので。

 

とにかく温かい目で長い目で彼の話を聞き、

いつも通りに接した結果がK君の早い社会復帰に繋がったのではないかと私は思います。

同じような境遇の人が居たらこの経験を参考にしていただければなと思います。

とにかく焦らない。

心と体の回復。休養が大事ですので。


うつ病の家族への対応マニュアル

大切な家族、友人、会社の仲間がうつ病になってしまった。
でも、自分がどう接してあげればいいのかわからない・・・


うつ病が増え続けている現代では、同じように、うつ病の人への接し方で悩む人も増えています。


20年間、多くのうつ病を抱えた患者と向き合ってきた心理カウンセラーが、
簡単に自宅で実践できる対処法で、うつ病を抱える大切な方と向き合いながら、
一緒にうつ病を改善していける秘訣を教えます。

うつ病の家族への対応マニュアル


うつ病の人への接し方 関連記事


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL

CAPTCHA