友人がうつ病を発症してから治るまで接してみて思ったこと

私は最近まで自分の友達T君と会社の後輩のN君という二人が

うつ病になり治るまで色々と携わっていました。

 

T君は小学校の時からの友達でした。

彼は電子関係の工場に勤めていて、若くしてチームリーダーとなり仕事をし、

結婚、家族もでき、家を建ててしっかりと生活をしていました。

 

しかし、10年前に私の地元で未曾有の大震災が発生しました。

そこからT君の人生が狂い始めました。

地震の関係で工場が稼働できなくなり、リストラや仕事が縮小となりました。

 

T君は幸いリストラにはなりませんでした。

ですが、給料の大幅なダウン。

両親が認知症と介護。

T君自身ストレスの為か大病、手術。

それが治ったら会社の工場が廃止となり転勤を余儀なくされました。

 

転勤を断り退職しましたが、家のローンもある為

再就職を果たして奥さんと共に働いていました。

ですが、住宅関連の仕事でノルマや人間関係やローン等で苦しみ遂にうつ病となりました。

 

一方、会社のN君は私の後輩で、入った時から真面目で優秀で、

頼んだ仕事もきっちりこなしてくれて信頼のおける人物でした。

ですが、3年前から次第に明るさが無くなり暗くなってきました。

 

飲みに行ったり悩みや相談も聞いてました。

結婚する彼女が病気になりその看病とマンションの購入でお金が掛ると聞いていました。

何とか無理せず計画的にとアドバイスはしました。

ですが、その後休んだりすることが多くなり上司と調査に自宅に行くと

衰弱したN君が居ました。

 

良くよく調べると、N君の悩みは事実でした。

が、N君自身があろうことか、お金欲しさにパチンコや競馬等のギャンブルをしていて、

そのお金をサラ金ではありませんでしたが借金していたということがわかりました。

 

私と上司でN君を病院に連れて行きました。

うつ病と診断されました。

私はT君とN君と1、2週間は必ず一回会い、話や近況を聞いて接してました。

 

T君は大切な仲間、友達でしたし、N君も無くてはならない大事な後輩でした。

N君の能力なしでは会社のプロジェクトも成功しませんでしたし、

会社や上司からもN君の復帰に協力してくれと言われていたので

できる限りの事をしたいと思ってました。

 

私もお医者さん等から聞いていましたが、とにかく対応したことは

どんな些細な内容でも必ず話を聞いてやるということでした。

それを実行しました。

 

とにかく自分の意見は言わずにひたすら聞き役を買ってました。

それに細心の注意を払ったのが自分の出す言葉では

「頑張ろう!」というワードを出さない様にしました。

頑張ろうという言葉はうつ病の患者さんにとって一番苦痛で苦しい。

嫌な経験や思いも蘇らせて更に悪化をさせていくということで

自分も言いそうででかけた時もありましたが堪えて言いませんでした。

 

後は明るくいつも通りに普通に接していました。

T君は昨年の夏に治り、仕事に復帰し、

現在は転職し清掃会社で伸び伸びと仕事を楽しそうにしています。

 

N君も先月にようやく病院で復帰のゴーサインを頂き、

復職し少しずつですが慣れて仕事に前向きに取り組んでいます。

 

うつ病は誰も好き好んでなる病気ではないし、誰にでもなる可能性のある病です。

うつ病だから接しない、構わないというのではなく、

理解し相手の事を考えていつも通りに交流していくということが二人の担当をして学びました。

周りの人々、環境に理解があれば速い復帰と完治が少しでもスピードアップするのですから。


うつ病の家族への対応マニュアル

大切な家族、友人、会社の仲間がうつ病になってしまった。
でも、自分がどう接してあげればいいのかわからない・・・


うつ病が増え続けている現代では、同じように、うつ病の人への接し方で悩む人も増えています。


20年間、多くのうつ病を抱えた患者と向き合ってきた心理カウンセラーが、
簡単に自宅で実践できる対処法で、うつ病を抱える大切な方と向き合いながら、
一緒にうつ病を改善していける秘訣を教えます。

うつ病の家族への対応マニュアル


うつ病の人への接し方 関連記事


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL

CAPTCHA