うつ病を抱えた、がん患者さんとの交流

私にはうつ病を抱えた友人がいます。

その友人とは7年前に病院で出会ってから、ずっと交流を続けています。

 

その友人は大腸がんの治療で入院をしていて、

私は乳がんの治療で入院をしていました。

 

その友人とはベットが向かい合わせだったことと、

自宅が近所であることが分かったことで仲良くなりました。

お互いに身体の部位は違っても「がんと闘っている仲間」と思うことができ、

すぐに打ち解けることができました。

 

その友人が「私うつ病でも、この病院にお世話になっているんだ」と言いました。

私は「教えてくれて、ありがとう」と言いました。

人間だもの、身体だけではなく、心が病気になることもあります。

 

「うつ病はきっと回復するよ。治療をしていれば、回復する。

人間は良い時と、悪い時があって当然だもんね」と言いました。

「うつは波だから、必ず引いていくものだと思うよ」と言いました。

 

がんと診断されてから、それを受け入れられるようになるまでの間も

友人は大変だったのだろうと感じました。

 

友人のご主人もうつ病を抱えていて、特に冬季にひどくなると話していました。

うつ病の患者さんに対して安易に「大丈夫だよ」とか、

「頑張れ」と励ましてはいけないと聞いたことがあるので、

その言葉は遣わないように注意しています。

 

うつ病のことに関しては、「分かるよ」という言葉も遣わないようにしています。

うつ病を経験したこともない人から「分かるよ」と言われても、

「いったい何が分かるというのか?」と思われてしまうだろうし、

例えうつ病を経験していたとしても「その症状は人によって違うのだろうな」と思うので、

安易に同調することは避けた方が良いのかと思うのです。

 

ただ、がんに関することについては

「そうだよね、大変だよね」と共感できる部分については「分かるよ」と答えるようにしています。

うつ病のことに関しては「病気に負けないようにしてね」と言ったことはありませんが、

がんに関しては「がんなんかに負けないで生きていこうね」とお互いに話をしています。

 

うつ病についてのことは

「私に何か話をしたいことがあったら、話したいと思った時に声をかけてね」

とだけ伝えています。

私から「どうなの、大丈夫?」などの声掛けはしないようにしています。

それが相手を尊重することにもつながると思うし、

興味本位での情報収集のような会話はしない方が良いな、と思うのです。

 

おおらかに、ゆったりと構えて友人のペースでの語り合いをして

少しでも心が元気になってもらうことができればいいな、と思っています。


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