うつ病ごとその人を受け容れることが大切

うつ病を患った方に対してどう接していいのか

という悩みをお持ちのご家族は多いのではないでしょうか。

 

私は過去にうつ病を患い、夫に大変な迷惑をかけた経験があります。

夫はうつ病に対して全くと言っていいほど知識はなく、

妻が突然うつ病になってしまい、大変困ったそうです。

 

しかし夫は真摯に私の病気と向き合い、

とても適切な態度をとってくれたと思っています。

 

まず夫がしてくれたことは、「うつ病について勉強する」ことでした。

私も自分の病気について知りたかったので、

図書館に行ってうつ病の本を山積み借りてきて読み漁りました。

 

夫もその本を一緒に読んで、うつ病のことを勉強してくれたのです。

このときに得た知識が、そのあとかなり役立ったのではないかと思っています。

 

身近な人がうつ病を患ったら、どう接してほしいか聞いてみてください。

症状がひどい時は本人もどうしてほしいか分からないことがありますが、

その人によって接してほしい態度が全く違うと思います。

 

ひとりにしないで欲しいという人もいれば、ひとりにしてほしいという人もいます。

私の場合はテレビの音や、普通の部屋の照明がダメなときがありましたので、

夫にその旨を伝えてテレビの音量を小さくしてもらいました。

 

うつ病の人は神経過敏になっているので、大きな音や光に大変なストレスを感じることがあるのです。

夫はリビングで小音量でテレビを見て、私はひとりで別の部屋へ行って

キャンドルの明かりだけをつけて、ぼーっとしたり本を読んだりして過ごしました。

 

私はひとりにしておいてほしいタイプだったのでそうしましたが、

一人だと危ないと感じた場合は、ちょくちょく様子を見に行ってあげてください。

私の夫も、ちょこちょこ部屋に様子を見に来ていました。

 

私がうつ病を患ってから、夫が頻繁に発する魔法の言葉があります。

それは「いいんだよ」です。

うつ病の人は、常に自分を責めて暮らしています。

なんでこんな簡単な事ができないのか、人に迷惑ばかりかけている自分が情けない、

私の心が弱いからこんな病気になったんだ…。

それを繰り返し、一日中考えているのです。

 

私が簡単な事も出来ずに泣いていたり、落ち込んでいるときに、

決まって夫は「いいんだよ、今はできなくても」と言ってくれました。

足を骨折した人に「全力疾走しろ」なんて普通言わないでしょ?と言ってくれたのです。

この言葉に何度救われたか分かりません。

 

まずは一番身近な存在である家族がうつ病に対して正しい知識をもつことと、

なによりも病気を含めてその人を受け容れる事が回復への近道になるのだと思います。

うつ病そのものも、うつ病を患ったその人も、卑下することなく受け容れてあげてください。


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