うつ病がこじれた時

知り合いがいじめにあい、学生の頃にうつ病を発症しました。

その後入院治療をしていましたが、30歳代になっても未だにその症状の尾を引いています。

 

彼女は今、精神疾患を発症した人だけが一緒に住むグループホームで生活をしています。

グループホームで決まった時間に起床し就労の為に決まった時間に仕事場に出掛けます。

毎日の作業をすればそれが収入になります。

しかし、その金額はかなり低く、毎日数時間働いても1.5万円程度の収入です。

それ相当の金額分しか毎日動く事が出来ない状況です。

 

帰宅後は週に3回訪問看護師が来、看護を受けます。

その後食事をして入浴をし内服して決まった時間に就寝に就きます。

うつ病を発症するまで出来ていた日常の生活にも支障があります。

トイレも自発的に行く事が出来ません。

定期的に時間がきたら世話人さんに促されてトイレに行きます。

入浴も動きが止まってしまい、ずっとシャワーを出したまま何もしないで浴室で立っている事もあります。

会話もままならない事もあります。

ハイ、いいえの質問には答えることが出来ますが、

説明したり文章として会話をする事が出来ない事もあります。

 

当然ですが、一人で買い物に行ったり、遠出をする事は出来ません。

世話人さんに介助されながら生活をしています。

 

夜も寝る為に睡眠薬を内服し、精神病の薬の副作用の為に沢山水を飲みたくなり、

酷い人では一日に4リットルも飲む事になります。

他の副作用にはウンチが出にくくなり、下剤を内服しないと毎日きちんと便をする事が出来ません。

 

いじめた人は苛められた人が何年も経ってもこの様な生活をしているのを知っているのでしょうか。

その様な気持ちになります。

彼女は苛められてうつ病を発症しその後10年以上経ちます。

うつ病を発症して今は退院しグループホームで生活をしていますが、毎日調子がいいとは限りません。

直ぐに体調は悪くなります。

引っ越しや新たな世話人さんと関わる時にはそれすらストレスになります。

又、その日に天気や気候によっても体調は変化します。

彼女が笑った顔は見た事がありません。

環境の変化に適応する事は一番困難な事になります。

 

そんな彼女とは十分なコミュニケーションは取れません。

一緒にTVを見て会話をして爆笑する事も出来ません。

話しかけても答えが返ってくるのに数分を要する事もあります。

質問しても答えが返ってこない事もあります。

それでもそんな彼女、と割り切り、ゆっくり付き合っていくしかありません。

そんな彼女とでもずっと前の事を覚えている事もあります。

そんな時には嬉しさが込み上げてきます。


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