うつは伝染する

私の元彼は重度のうつ病でした。

元彼と私が出会ったのは大学1年生の時でしたが、元彼は小学生のころから重度のうつ病だったようです。

症状としては、気分の浮き沈みが激しい(情緒不安定)、

少しのことで気分が落ち込み立ち直りが遅い、

睡眠障害、自傷行為、自殺願望などがありました。

 

私は初めて彼からうつ病なんだということを告げられた時、

少し人より落ち込みやすいだけだろうとしか思っていなかったのですが、とんでもありません。

元彼と付き合い続けてうつ病はどんな病気よりも厄介で辛い病気だと感じました。

 

まず、うつ病は情緒不安定な時が多いので他人の意見にとても敏感に反応してしまいます。

それが、心を許した彼女だとなおさらです。

こちらが良かれと思って声をかけても、相手の気に少しでも障ってしまうと心にもない暴言や暴力が飛んできます。

初めは、どうしたらよいのか本当に迷い悩みましたが、

ある程度一緒にいると今は状態が良い時悪い時がわかってきます。

私は、深刻な話やお願いをするときなどは彼の状態が良い時をなるべく選んで話すようにしました。

 

また、会えないことが分かっているのに今会いたいなど無茶なお願いをされることもしばしばあります。

そのときは、なるべく傍に寄り添えるように努力をしました。

もし、無茶なお願いをされて実行することが難しくても放っておくことは必ずしないでください。

自己嫌悪に陥り、自傷行為に走ったり最悪自殺してしまうこともあります。

何か代替案を考えたり、いつでも傍にいることを常に伝える必要があります。

 

そして、こんなに相手のことを想いやっていても喧嘩は絶えず起きました。

喧嘩が起きたとき、元彼が理不尽なことで怒っていることは誰の目から見ても明らかだったのですが、

そこを問い詰めるとまた暴走して、「もう探さないでくれ。」とか「ごめん。」というメールの連絡だけしてきて、

本当に死ぬのではないかと何度も何度も恐怖しました。

そういうときは、お互い冷静になったあとにとことん話し合い仲直りをしました。

埒があかないときは、場をおさめるために私が渋々謝ることも何度もありました。

 

幸い、私の元彼は自殺することはありませんでしたが、

このことがあってから彼をずっと監視していないととても心配になりました。

SNSをのぞいたり、ブログをのぞいたり、そうしないと自分を保っていられません。

元彼と別れる間際は、もう二人だけの世界で生きたいと心を閉ざし、社会との関わりもシャットダウンし、

どんどん私もうつになっていきました。

 

そのうつ病の元彼とは、ある喧嘩がきっかけで別れてしまいましたが、

別れてからはなんだか視野が広くなり周りが明るくなったように感じました。

別れてから感じたことは、元彼と一緒にうつになる前に

もっと他の人に辛いことや悲しいことを相談にのってもらい、社会と交流をすれば良かったということです。

うつ病は、相手のことを想えば想うほど、確実に伝染します。

自分だけ悩まずに周りに助けを求めることもとても大切です。


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